メンバーシップ基準に基づくメンバー・リストの更新
「メンバーシップ基準に基づくメンバー・リストの更新」スケジュール済プロセスは、メンバーシップ条件を使用してメンバーをチームに初めて関連付けるときに使用します。
このプロセスでは、関連付けられたメンバー・リストを確認し、フィルタ基準を識別し、Atomフィードを使用してユーザー・プロファイルの変更をモニターすることで、メンバー・リストが更新されます。
使用する場合
アクセス制御リストを構成するためにメンバーをチームに初めて関連付けるときに、このプロセスを使用します。 また、メンバーが新しい部門に異動された場合、組織に加入または退社した場合、またはスケジュールされたリフレッシュの前にデータをリフレッシュする場合にも、これを使用します。
メンバー・データが変更される頻度に基づいて、メンバー・リストをリフレッシュする頻度を指定できます。
このジョブを実行するには、Atomフィードを有効にする必要があります。必要な権限
- アクセス制御チーム、権限セットおよび条件の構成(EGP_ACCESS_CONTROL_TEAMS_PRIV)
- スケジュール済プロセスの実行(HEY_RUN_SCHEDULED_PROCESSES_PRIV)
- スケジュール済プロセスの管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_PROCESSES_PRIV)
- 従業員ワークスペース(PER_ATOM_WORKSPACE_ACCESS_EMPLOYEES_PRIV)
これは、Atomフィードの使用に必要です。
- HCMリストの管理(HRC_MANAGE_HCM_LISTS_PRIV)
仕様
このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
仕様 | 説明 |
---|---|
ジョブ・タイプ | 必要に応じて実行することも、アクセス制御リストをリフレッシュする場合にも実行できます。 |
頻度 | 必要に応じて。 |
時間 | 必要に応じて。 |
期間 | アクセス制御リストに必要な更新に基づきます。 |
互換性 | このプロセスの複数のインスタンスを同時に実行する必要はありません。 |
トラブルシューティング情報
- 「スケジュール済プロセス」作業領域でリフレッシュ操作のステータスを表示できます。
- スケジュール処理を妨げた検証エラーおよび警告メッセージがエラー・ログに表示されます。 対話型の警告検証は実行されません。
- プログラムが発行されると、「スケジュール済プロセス」作業領域で指定されているとおり、「再発行」、「保留中」、「プロセスの取消」、「プロセスのリリース」を使用できます。