ユーザー定義算式の作成

この手順では、既存の買掛/未払金摘要ルールのユーザー定義算式を作成します。

ユーザー定義算式の作成

「算式の管理」ページに移動します。

「設定と保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 財務
- 機能領域: 補助元帳(買掛管理、売掛管理、プロジェクト、固定資産、回収など)
- タスク: ユーザー定義算式の管理

「算式の管理」ページで算式を作成します。

「作成」アイコンをクリックします。
「名前」に入力します。短縮名が作成されますが、これは更新できます。
「データ型」を入力します。
「イベント区分」を入力します。
「保存」をクリックします。

この算式は、請求書イベント区分の摘要ルールで使用されます。

「式」領域で、次の手順を実行します。
1. 「関数の挿入」をクリックします。
  1. 「タイプ」 = 「条件付き」と入力します。
  2. 「検索」をクリックします。
  3. IF THEN ELSEを選択します
  4. 「OK」をクリックします。
2. IFの後にカーソルを置きます。
3. 「ソース」をクリックします。
  1. 「補助元帳アプリケーション」を選択します。
  2. 「名前」=「会社間」を選択します。
  3. 「検索」をクリックします。
  4. 「会社間請求インジケータ」を選択します。
  5. 「OK」をクリックします。
4. 「詳細」をクリックします。
5. 「次と等しい(=)」を選択します。
6. IF行の=の後に、'Y' (一重引用符を含む)を入力します。
7. THEN行で、「関数の挿入」をクリックします。
  1. 「タイプ」=「英数字」を選択します。
  2. 「検索」をクリックします。
  3. 「Concatenate」を選択します。
  4. 「OK」をクリックします。
8. 「String1」をダブルクリックし、'Intercompany Invoice'で置き換えます。
9. 「String2」をダブルクリックします。
  1. 「ソース」をダブルクリックします。
  2. 「補助元帳アプリケーション」 = 「買掛管理」を選択します。
  3. 「名前」 = 「請求書番号」を入力します。
  4. 「検索」をクリックします。
  5. 「請求書番号」を選択します。
  6. 「OK」をクリックします。
10. THEN句Concatenate('Intercompany Invoice',"Invoice Number")をコピーしてELSE句に貼り付けます。
11. 'Intercompany Indicator'を削除します。
12. 算式を検証します。
  1. 「検証」をクリックします。
  2. 情報メッセージで「OK」をクリックします。
  3. 「保存」をクリックします。
13. 算式をアクティブ化します。
  1. 「処理」→「ステータスの変更」→「アクティブ化」をクリックします。
14. 「保存して閉じる」をクリックします。

摘要ルールへのユーザー定義算式の追加

ユーザー定義算式を既存の摘要ルールに追加します。

「設定と保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 財務
- 機能領域: 補助元帳(買掛管理、売掛管理、プロジェクト、固定資産、回収など)
- タスク: 摘要ルールの管理
「請求書タイプ」摘要ルールで「編集」をクリックします。
1. 既存のソースを削除します。
2. 「ソース」ボタンをクリックします。
3. 「タイプ」で検索します
4. タイプを含む請求書ヘッダーを選択します。
5. 「保存して閉じる」をクリックします。
「保存して閉じる」をクリックします。

ノート:

他の設定ルールにユーザー定義の算式または条件を定義する場合、ソースを選択した後、同じソース名が複数の補助元帳で使用される場合は、(Payable, S, S)などの追加文字列でソース名の接尾辞が付けられます。この追加文字列は次のことを示しています。

ソースを所有する補助元帳
システム・ソース(S)かアプリケーション・ソース(A)か。および
タイプが何か。ソースの場合はS、ユーザー定義の算式の場合はF。

ソースがGL勘定科目のソースの場合は、次のようになります。

<SOURCE_CODE>.Allは、GL勘定科目組合せ全体が使用されることを意味します。
<SOURCE_CODE>.<SEGMENT_QUALIFIER>は、GL勘定科目組合せのセグメントのいずれかが使用されることを意味します。

ノート:

ユーザー定義算式がトランザクション勘定科目ビルダーでサポートされていません。