税務処理基準およびトランザクションでの国情報の動作
地理決定要素を使用して、税務処理基準で国情報を指定します。決定要素区分、区分クオリファイアおよび決定要素の組合せは、これらの決定要素を表します。
トランザクション時に税務処理基準とともに税金決定プロセスで使用する課税国を指定します。
税務処理基準の国情報
国情報に基づいて税務処理基準を設定するには、次のものを使用します。
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決定要素区分としての地理
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区分クオリファイアとしてのトランザクションの事業所タイプ
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税金決定要素としての国。
国を税務処理基準クオリファイアとして使用することもできます。
事業所の税金決定要素には、トランザクション・タイプに応じて、出荷先や請求元などの汎用名が指定されます。
次のトランザクション・タイプがあります。
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オーダー-入金: Oracle Fusion Order ManagementおよびOracle Fusion Receivablesのトランザクションの場合。
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調達-支払: Oracle Fusion PurchasingおよびOracle Fusion Payablesのトランザクションの場合。
次の表に示すように、これらの汎用的な事業所が、トランザクションに基づいて特定の事業所にマッピングされます。
汎用パーティ |
オーダー-入金パーティ |
調達-支払パーティ |
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請求元パーティ |
トランザクションのビジネス・ユニットに割り当てられた事業所 |
サプライヤ |
請求先パーティ |
顧客 |
トランザクションのビジネス・ユニットに割り当てられた事業所 |
出荷先パーティ |
顧客(出荷先)パーティ・サイト |
明細の出荷先事業所 |
出荷元パーティ |
明細の倉庫。サービスの場合など、明細に倉庫がない場合は、売掛管理システム・パラメータの品目検証組織の事業所が使用されます。 |
サプライヤ(出荷元)パーティ・サイト |
受入場所パーティ |
顧客受入場所パーティ |
該当なし |
発生場所パーティ |
顧客発生場所パーティ |
該当なし |
トランザクション時の国情報
トランザクションの課税国を指定し、課税目的でトランザクションが発生したとみなされる国を特定します。デフォルト値は法的エンティティの国です。
国名を使用して、次のものを管理する国のデフォルトを検索します。
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会計分類のデフォルト
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パーティ税金プロファイルのデフォルト
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税制のデフォルト
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税金のデフォルト
国名を使用して、その特定の国に関連付けられている次の会計分類を選択します。
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ユーザー定義会計分類
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製品カテゴリ
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主用途会計分類
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トランザクション・ビジネス・カテゴリ