免税
免税とは、税制によって指定された特定の基準に基づいて、税金または追加料金の全額または一部を減額することです。多くの国で、特定パーティが特定カテゴリの商品およびサービスを取引する際に免税が許可されています。
たとえば、米国内で消費税と使用税を課すほとんどの州や地域には、販売用に保有して最終的には販売する商品について、再販業者に対する免税があります。また、州や地域には、他の商品の生産に直接使用される商品(原材料など)に対する免税もあります。
免税:
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特定の税率の課税に反映されます。
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一般的に適用される税率を増減するパーセントと見なされます。
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売掛/未収金トランザクションに対して一般的に適用される税率にかわる、特別な税率でもあります。
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法的エンティティまたはビジネス・ユニットとのビジネス関係について、顧客または顧客サイトに対して登録されます。免税は特定の法的エンティティまたはビジネス・ユニットに適用可能であるため、グローバル構成所有者オプションは使用しません。
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特定の製品で使用されたり、法的エンティティまたはビジネス・ユニットのすべてのトランザクションで使用可能です。
顧客、顧客サイトおよび品目の組合せに対して一定期間の免税を定義します。レート・モディファイア(割引または追加率、特別レート・パーセントなど)を使用して、優先または特殊な税率の適用をマップします。
免税ステータスは、トランザクションへの免税の適用に影響します。可能な値は、「プライマリ」、「手動」、「否認済」、「未承認」および「中止済」です。「プライマリ」ステータスの免税は、すべてのトランザクションに適用可能です。トランザクションの証明書番号と免税事由が登録済の免税値と一致する場合のみ、税金決定プロセスで「手動」または「未承認」ステータスが考慮されます。「中止済」または「否認済」ステータスは、免税処理で考慮されません。
売掛/未収金トランザクションの税金処理オプションも免税処理に影響します。次の税金処理オプションを使用する場合:
標準: 税金決定プロセスでは、「プライマリ」ステータスの免税のみ考慮されます
免税: 税金決定プロセスでは、トランザクションに指定された証明書番号と免税事由を参照して、「プライマリ」、「手動」および「未承認」のすべての免税が考慮されます。
免税、手動: 条件に一致する既存の免税が見つからない場合、税金決定プロセスでは、指定の証明書番号と免税事由を使用して、100%の割引が適用された「未承認」ステータスの新しい免税が作成されます。