トランザクション会計分類
複数のトランザクション・ビジネス・カテゴリを分類して、税務処理基準内で単一のトランザクション会計分類を使用できるように、トランザクション会計分類を使用して、トランザクション・ビジネス・カテゴリを分類します。
これにより、該当するすべてのトランザクション・ビジネス・カテゴリで、関連する税務処理基準をトリガーしやすくなります。
トランザクション会計分類によって、最大5つのレベルの階層を構成できます。1から5の各レベルのグループ化に、会計分類タイプ・グループを指定して、1つのトランザクション会計分類タイプに関連するすべてのレベルを取得できるようにします。
各レベルに会計分類タイプ・コードと名前を、関連する開始日および終了日とともに割り当てます。税務処理基準を作成するときに、会計分類タイプ・コードを決定要素として使用します。開始日は、該当するトランザクション会計分類に関連付けられた税務処理基準を使用する最早トランザクション日以前にする必要があります。
各会計分類タイプ・レコードを、税務処理基準の作成に使用する税制に関連付けます。こうすれば、税務処理基準の作成対象の税制によって、トランザクション会計分類の値リストを確実に制限できます。
トランザクション会計分類の開始日は、指定されたトランザクション会計分類を使用するすべての税金の最早税制開始日に設定してください。
これらのトランザクション会計分類を作成するには:
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トランザクション会計分類タイプの作成ページで:
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現在のトランザクション会計分類タイプの値を保存します。
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トランザクション会計分類コードを作成します。
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ビジネス・カテゴリを関連付けます。
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税金レポート・コードを指定します。
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トランザクション会計分類コードの編集ページを使用して、レベル1の会計分類コード・ノードを作成します。
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レベル1ノードを選択します。
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「子ノードの作成」をクリックして、下位レベルを作成します。トランザクション会計分類タイプ・グループに定義されている最大レベルまで、下位レベルを作成します。
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会計分類タイプ・レコードを1つ以上のトランザクション会計分類コードと関連付けます。これらのコードは、トランザクション・ビジネス・カテゴリをグループ化するために使用されます。このカテゴリは税務処理基準で条件セット値として使用されます。
トランザクション会計分類の設定時には、必要なすべての税務処理基準を、できるだけ最上位レベルに定義できるように、様々なレベルを使用してください。そうすれば、税務処理基準の必要数を最小限に抑えられます。
トランザクション会計分類コードとトランザクション会計分類を関連付けて、関係を形成します。この関係がトランザクション時に使用されて、トランザクション会計分類を使用する税務処理基準を検証するトランザクション会計分類が導出されます。
「関連コード詳細」リージョンを使用して、トランザクション会計分類コード、トランザクション・ビジネス・カテゴリ・コードおよび税金レポート・コードの間の関係を定義します。関係を定義するには、「トランザクション・ビジネス・カテゴリ・コード」および「税金レポート・コード」タブを使用します。
税務処理基準でのトランザクション会計分類
「トランザクション会計分類」税金決定要素によって、トランザクション会計分類を税務処理基準で使用できます。決定要素区分と決定要素の組合せは、これらの決定要素を表します。
トランザクション会計分類を決定要素区分として使用し、特定のトランザクション会計分類タイプを決定要素として使用します。
トランザクション時のトランザクション会計分類
トランザクション時にトランザクション明細に入力されたトランザクション・ビジネス・カテゴリを使用して、トランザクション明細を分類します。トランザクション・ビジネス・カテゴリとトランザクション会計分類の間に定義された関係を使用して、トランザクション会計分類が導出されます。
税金決定プロセスでは、導出されたトランザクション会計分類、および上位レベルに対して関連付けられたすべての親レコードを使用して、関連する税務処理基準が比較されます。