初回使用時のSelect AIの構成
要件を確認し、Select AIを初回使用時に構成するには、次のステップを実行します。
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Select AIには次のものが必要です。
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Always Free Autonomous DatabaseなどのAutonomous Databaseインスタンスへのアクセス
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サポートされているAIプロバイダ(現在はCohereまたはOpenAI)の有料APIアカウント。
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Select AI機能では、データベース・ユーザーがAIプロバイダにネットワーク・アクセスできるようにする必要があります。データベース・ユーザーには、
DBMS_CLOUD
およびDBMS_CLOUD_AI
パッケージに対する実行権限も必要です。次のステップを実行します。
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Database Explorerで、
ADMIN
ユーザーとしてAutonomous Databaseに接続します。「Oracle Autonomous Database (ADB)への接続」を参照してください。 -
Database Explorerで接続を右クリックし、「Configure Select AI Provider Network Access」を選択します。
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ドロップダウン・リストから「AI Provider」および「」を選択し、「Save」ボタンをクリックします。
ADMIN
アカウントへのアクセス権がない場合は、データベース・ユーザー・アカウントに接続して、前述のステップを実行できます。「Save」をクリックするかわりに、「show SQL」チェック・ボックスを選択し、ADMIN
ユーザーへのアクセス権を持つユーザーにSQLを提供します。 -
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Oracle Databaseで使用するために、AIプロバイダからのAPIキーを格納する資格証明を作成する必要があります。APIキーは、AIプロバイダのWebサイトにログインすることによって取得されます。複数の資格証明を作成できます。
新しい資格証明を作成するには、次のステップを実行します。
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Database Explorerで、データベース・ユーザーとしてAutonomous Databaseに接続します。「Oracle Autonomous Database (ADB)への接続」を参照してください。
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Database Explorerで接続を右クリックし、「Configure Select AI Profile」を選択します。
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「Manage Credential」タブに移動します。
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APIキーを入力します。
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「Save」をクリックして資格証明を作成します。
ノート:
新規資格証明のみを作成できます。既存の資格証明の名前を指定すると、エラーが発生します。
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どのAIプロバイダ、資格証明およびモデルを使用し、どのデータベース・スキーマ・オブジェクト・メタデータをLLMに提供するかを指定するプロファイルを作成する必要があります。複数のプロファイルを持つことができます。
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Database Explorerで、Database Explorerの接続を右クリックし、「Configure Select AI Profile」を選択します。
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「Manage Profile」タブで、プロファイル名を入力します。
ノート:
新規プロファイルのみを作成できます。既存のプロファイル名を指定すると、エラーが発生します。
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ドロップダウン・リストから「Credential Name」を選択します。
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ドロップダウン・リストから「AI Provider」を選択します。
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ドロップダウン・リストから「Model」を選択します。
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「Object List」フィールドの横にある3つのドットがあるボタンをクリックします。「Object List」ダイアログが開きます。
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「Object List」ダイアログで、「Schema」を選択します。
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ラジオ・ボタンを使用して、「Tables」または「Views」のいずれかを表示します。
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LLMにメタデータを送信する表またはビューを選択します。
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「OK」をクリックしてオブジェクト・リストを受け入れます。
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「Save」をクリックしてプロファイルを作成します。
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親トピック: Select AIの使用: 自然言語からSQL