Kerberos認証を使用した接続

データベースがOracle Cloudにある場合は、Oracle Autonomous Database (ADB)への接続を参照してください。接続ダイアログの使用に関するその他のヘルプは、接続ダイアログのヘルプを参照してください。

Kerberosを使用して接続する前に、サーバーおよびクライアント側の構成が必要です。

Kerberosの構成方法の詳細は、『Oracle Data Provider for .NET開発者ガイド』ファイル・ベースの資格証明キャッシュおよびMSLSAおよびODP.NETを使用したKerberos認証の構成の項を参照してください。

ノート:

  • Oracle Developer Tools for VS Codeには、Kerberos.NETが含まれています。MIT Kerberosをインストールする必要はありません。

  • MSLSAのかわりにファイル・ベースの資格証明キャッシュを使用する場合、実行可能ファイルokinit.exe、oklist.exeおよびokdstry.exeを取得するには、資格証明ファイルが生成されるシステムに完全なOracleクライアントをインストールする必要があります。

    完全なOracleクライアントは次の場所にあります。

  • 上のリンクの手順では、Windows KDCを想定しています。Linux KDCを使用している場合は、Kerberosからのサービス・キー表の抽出を参照してください

Kerberos認証を使用してOracle Databaseに接続するには、「TNSNAMES.ORA接続別名を使用した接続」のステップに従います。ただし、

  1. SQLNET.ORAファイルがTNSNAMES.ORAと同じディレクトリにあることを確認します

  2. 「User name」フィールドにスラッシュ/を入力します

  3. 「Password」フィールドは空のままにする必要があります。

    ノート:

    プロキシとの接続の詳細は、接続ダイアログのヘルプを参照してください。