リアルタイムSQLモニタリングの使用

リアルタイムSQLモニタリングでは、高負荷と考えられるSQL文、PL/SQLブロックまたはコンポジット・データベースの操作が自動的にモニタリングされます。モニター対象のSQLのリストの表示、SQLモニターのアクティブ・レポートの表示と保存、およびアドホックSQLのアクティブ・レポートの生成を実行できます。リアルタイムSQLモニタリングで提供される情報は、長時間実行のSQL文に対して特に役立ちます。

ノート:

リアルタイムSQLモニタリング機能を使用するには、Oracle Tuning Packのライセンスが必要です(ライセンスを必要としないOracle Database Freeの場合を除く)。詳細は、使用するデータベース・バージョンのデータベース・ライセンス情報ユーザー・マニュアルを参照してください。

  • Oracle Explorerでデータベースに接続します。ユーザーは自分が所有するスキーマ・オブジェクトを使用して実行するSQLの完全なアクティブ・レポートを表示できます。ユーザーにSELECT_CATALOG_ROLEが付与されている場合は、他のユーザーが実行したSQLのアクティブ・レポートを表示できます。このロールが付与されておらず、関係するスキーマ・オブジェクトをユーザーが所有していない場合は、実行計画などの情報がアクティブ・レポートに含まれない場合があります。

  • モニター対象SQLのリストを表示するには、Oracle Explorerで接続を右クリックし、メニューから「Real Time SQL Monitoring」を選択します。表示されるモニター対象SQLのリストで、「Activity Last:」ドロップダウンをクリックし、関心がある時間枠を選択します。「Top 100 by:」ドロップダウンをクリックし、関心があるメトリックを選択します。列ヘッダーの矢印をクリックすると、その列でソートできます。

  • リスト内のSQL文のアクティブ・レポートを表示するには、関心があるSQL IDをクリックします。

  • レポートを保存するには、「Save」アイコンをクリックして、XMLまたはアクティブ・レポートとして保存することを選択します。

  • アドホックSQLのアクティブ・レポートを生成するには、SQLエディタにSQLを入力し、右クリックして「Execute and Monitor SQL」を選択します。

    ノート:

    アドホックSQLはモニタリングのために実行されますが、SQLの実行時に通常表示されるようなSQLの問合せ結果は表示されません。