8 imsgenconfを使用したTuxedo ART for IMSの構成の生成

imsgenconfツールを使用して、z/OSの定義からTuxedo ART for IMSの構成を生成できます。imsgenconfを使用する前に、次のファイルを含むディレクトリ(定義ディレクトリ)を作成する必要があります。

  • 1つのIMSオンライン・トランザクション/バッチ・アプリケーション定義データセット:

    APPLCTNおよびTRANSACTマクロを含む1つのデータセット。1つのデータセットのみ保持できます。

  • PSBファイル:

    PSBGENマクロを含むデータセット。複数のデータセットを保持できます。

  • DBDファイル:

    DBDマクロを含むデータセット。複数のデータセットを保持できます。

特定のトランザクション/バッチ・アプリケーション用のTuxedo ART for IMS構成のみを生成する場合は、定義ディレクトリの最上位の下にホワイト・リスト(IMS.WHITE)またはブラック・リスト(IMS.BLACK)を作成できます。

  • IMS.WHITEが定義ディレクトリの最上位の下に存在する場合、imsgenconfにより、ホワイト・リストに定義されているトランザクション/バッチ・アプリケーション用の構成のみが生成されます。
  • IMS.BLACKが定義ディレクトリの最上位の下に存在する場合、imsgenconfにより、ホワイト・リストに定義されていないトランザクション/バッチ・アプリケーション用の構成のみが生成されます。
  • IMS.WHITEおよびIMS.BLACKの両方が定義ディレクトリの最上位の下に存在する場合、IMS.WHITEがデフォルトです。
  • IMS.WHITEおよびIMS.BLACKのいずれも定義ディレクトリの最上位の下に存在しない場合、imsgenconfにより、すべてのトランザクション/バッチ・アプリケーションの構成が生成されます。

詳細は、『Tuxedo ART for IMSリファレンス・ガイド』の構成ファイルに関する項を参照してください

imsdbs.desc内のDB関連の構成については、imsgenconfにより、トランザクション/バッチ・アプリケーションで実際に使用されるDBの構成のみが生成されます。

ノート:

バッチまたはトランザクション指向のバッチ・プログラムでは、プログラム名がPSBNAMEと等しくない場合は、imsapps.desc内の"NAME=program"を手動で変更する必要があります。

次のものは、手動で構成する必要があります。

imsresources.desc: 永続トランザクション定義の構成。

$ART_IMS_CONFIG/$dbname/segments.desc: 1つのODBA IMS/DBソリューション用のセグメント記述ファイル。

$ART_IMS_CONFIG/$dbname/$segments.desc: 1つのODBA IMS/DBソリューション用の1つのセグメントの記述ファイル。