1.5.3.3.1 データ・セットの割当て

dsname割当て関数には、動詞コード01と次にリストされているテキスト・ユニットを使用します。サポートされていないテキスト・ユニット・キーはすべてリストされていません。

表1‑15 dsname割当て関数のテキスト・ユニット

テキスト・ユニット・キー ニーモニック 説明 サポート
0x0001 DALDDNAM ddname はい
0x0002 DALDSNAM 完全修飾データセット名 はい
0x0004 DALSTATS データ・セット・ステータス。値は__DISP_OLD、__DISP_NEW、__DISP_MODおよび__DISP_SHRです はい

ノート: DALSTATSを指定する場合、LENは1である必要があります。

0x0005 DALNDISP データ・セットの標準の後処理を指定します。値は__DISP_CATLG、__DISP_UNCATLG、__DISP_DELETEおよび__DISP_KEEPです はい

ノート: DALNDISPを指定する場合、LENは1である必要があります。

0x0006 DALCDISP データ・セットの条件付き後処理を指定します。値は__DISP_CATLG、__DISP_UNCATLG、__DISP_DELETEおよび__DISP_KEEPです はい

ノート: DALCDISPを指定する場合、LENは1である必要があります。

0x0010 DALVLSER データ・セットが常駐する予定のデバイスのボリューム・シリアル番号 はい
0x003C DALDSORG データ・セットのデータ・セット編成。値は次のとおりです。
__DSORG_unknown
不明
__DSORG_VSAM
VSAM
__DSORG_GS
グラフィック
__DSORG_PO
区分編成
__DSORG_POU
移動できない区分編成
__DSORG_DA
直接アクセス
__DSORG_DAU
移動できない直接アクセス
__DSORG_PS
物理順序
__DSORG_PSU
移動できない物理順序。
はい

(値__DSORG_POおよび__DSORG_PSのサポート)

ノート: DALDSORGを指定する場合、LENは2である必要があります。

0x0049 DALRECFM データ・セットのレコード書式。値は次のとおりです。
_M_
マシン・コード印刷制御文字
_A_
ASA印刷制御文字
_S_
標準固定スパン変数
_B_
ブロック
_D_
可変ASCIIレコード
_V_
変数
_F_
固定
_U_
未定義
_FB_
固定ブロック
_VB_
可変ブロック
_FBS_
固定ブロック標準
_VBS_
可変ブロック標準。
はい

(値_FB_および_VB_のサポート)

ノート: DALRECFMを指定する場合、LENは1である必要があります。

0x0042 DALLRECL データ・セットのレコード長 はい

ノート: DALLRECLを指定する場合、LENは2である必要があります。

0x800B DALRECO VSAMデータ・セットのレコード編成を指定します。値は__KS、__ES、__RRおよび__LSです。 はい

ノート: DALRECOを指定する場合、LENは1である必要があります。

0x800C DALKEYO キーのオフセットを指定します。指定されたVSAMデータ・セットのレコード内の、キーの最初のバイトの位置です。 はい

ノート: DALKEYOを指定する場合、LENは4である必要があります。

0x0040 DALKYLEN データ・セットで使用されるキーの長さ(バイト数)を指定します。 はい

ノート: DALKYLENを指定する場合、LENは1である必要があります。

ノート:

  • DALRECFMキーワードは非VSAMデータ・セットにのみ適用されるのに対し、DALRECOキーワードのKS、ES、RRおよびLS値はVSAMデータ・セットにのみ適用されるため、DALRECFMとDALRECOの組合せは許可されません。
  • DALDSORGとDALRECOの組合せは許可されません。
  • 可変長のVSAMデータ・セットの割当てはサポートされません。