1.5.3.3.2 データ・セットの割当て解除
動的割当て解除処理を要求するには、動詞コード02と次にリストおよび説明されているテキスト・ユニット・キーを使用します。データ・セットを割当て解除するには、DUNDDNAMキーを指定する必要があります。
表1‑16 動的割当て解除処理を要求するためのテキスト・ユニット
テキスト・ユニット・キー | ニーモニック | 説明 | サポート |
---|---|---|---|
0x0001 | DUNDDNAM | 割当て解除されるリソースのddnameを指定します。 | はい |
0x0002 | DUNDSNAM | 割当て解除されるデータ・セットを指定します。 | いいえ |
0x0003 | DUNMEMBR | 割当て解除されるPDSメンバーを指定します。 | いいえ |
0x0005 | DUNOVDSP | 割当て解除されるデータ・セットの、オーバーライドする後処理を指定します。 | いいえ |
0x0007 | DUNUNALC | リソースが属性に永続的に割り当てられている場合でも、割当て解除を指定します。 | いいえ |
0x0008 | DUNREMOV | リソースが属性に永続的に割り当てられていない場合でも、in-use属性の削除を指定します。 | いいえ |
0x000A | DUNOVSNH | 割当てが解除されたSYSOUTデータ・セットにnoholdステータスを指定し、以前のhold指定をオーバーライドします。 | いいえ |
0x0018 | DUNOVCLS | オーバーライドするSYSOUTクラスを指定します。 | いいえ |
0x0058 | DUNOVSUS | 割当て解除されるSYSOUTデータ・セットのルーティング先となる、オーバーライドする宛先を指定します | いいえ |
0x0059 | DUNOVSHQ | 割当て解除されたSYSOUTデータ・セットにholdステータスを指定し、以前のnohold指定をオーバーライドします。 | いいえ |
0x0063 | DUNOVUID | 割当て解除されるSYSOUTデータ・セットのルーティング先となる、オーバーライドする宛先ユーザーIDを指定します。 | いいえ |
0x8013 | DUNSPIN | SYSOUTデータ・セットの出力を即時印刷するか、またはジョブの最後に印刷するかを決定する、オーバーライドするデジションを指定します。 | いいえ |
0x8017 | DUNPATH | 割当て解除されるz/OS® UNIXファイルのパス名を指定します。 | いいえ |
0x801A | DUNOVPDS | 割当て解除されるファイルの、オーバーライドする後処理を指定します。 | いいえ |
親トピック: SVC99プログラム