2.4.1.14.3 説明

m_FileAssignは、ファイルを割り当てます。ファイル割当てによってファイル作成が起動される場合、割当てそのものより作成処理が先に実行されます。

個別の事例は次のとおりです。

  • 新規ファイル(DISP=NEWパラメータ)。
  • 連結ファイル(DDカード、最初のファイルのみがラベルを含みます)。この場合、連結は一時ファイル内で行われ、元のDSNAMEは一時ファイル名によって置換されます。
  • ファイルのオーバーライド(JCLでのファイルのオーバーライド)。特殊な割当て関数m_FileOverrideが使用されます。この関数の呼出しは、プログラムを実行する前に必要な各STEPに埋め込まれています。
  • ファイル割当てにDISP=NEW,DELETE,DELETEパラメータが含まれている場合は、ステップの末尾(正常終了および異常終了)に削除処理が追加されます。
  • DISP=OLDおよびDISP=PASSオプションでは、ファイルが維持されます。
  • DISP=MODオプションでは、ファイルへの書込みは一時中間ファイルで行われ、その後で、Extendで、元のファイルに対してコピーが行われます。
  • 1つのステップの中で、DDNAMEm_FileAssignによって複数回定義されている場合、最初の定義のみが有効です。以前のDSNAMEに対して指定された配置も廃棄されます。