1.4.1.2 DSNTIAULの構成

バッチ・ランタイムのDSNTIAULを構成するには、次の操作を実行します。

  1. バッチ・ランタイムの環境変数を設定します。
  2. バッチ・ランタイムに組込みのDB2-to-Oracle SQL Converterを有効にします。

    これを有効にするには、export MT_DB_SQL_PREPROCESS="${JESDIR}/tools/sql/oracle/BatchSQLConverter.sh"を使用するか、$JESDIR/ejr/CONF/BatchRT.confのMT_DB_SQL_PREPROCESSを構成します。

  3. MT_DSNTIAUL=Yを構成します

    MT_DSNTIAULのデフォルト値はYです。

  4. DATE、TIMESTAMP、TIMESTAMP WITH TIME ZONEおよびTIMESTAMP WITH LOCAL TIME ZONEの形式を設定します。
    • 環境DSNTIAUL_DATE_FORMATは日付形式を定義します。設定しない場合は、デフォルト値のYYYY-MM-dd HH24:MI:SSが使用されます。
    • 環境DSNTIAUL_TIMESTAMP_FORMATはタイムスタンプ形式を定義します。設定しない場合は、デフォルト値のYYYY-MM-DD-HH24.MI.SS.FF6が使用されます。
    • 環境DSNTIAUL_TIMESTAMP_TZ_FORMATはタイムゾーン付きのタイムスタンプ形式を定義します。設定しない場合は、デフォルト値のYYYY-MM-DD-HH24.MI.SS.FF6が使用されます。
    • 環境DSNTIAUL_TIMESTAMP_LTZ_FORMATはローカル・タイムゾーンのタイムスタンプ形式を定義します。設定しない場合は、デフォルト値のYYYY-MM-DD-HH24.MI.SS.FF6が使用されます。
  5. 言語および地域を設定します。

    環境変数"NLS_LANG"は、言語と地域を定義します。設定されていない場合は、デフォルト値"American"が使用されます。

関連項目:

詳細は、『Oracle Tuxedo Application Runtime for Batchユーザーズ・ガイド』の環境変数の設定に関する項を参照してください。