3.1.10.4 パラメータとオプション

ARTJESCOBOLDB2MFでは、次のパラメータとオプションがサポートされます。

-m cobol_mode
ユーザーのCOBOLプログラムの起動/取消方法を指定します(Micro Focus COBOLのみ)。環境変数"JES_COBOL_MODE"もそれを制御するために使用できます。次の表に、その変数の値を示します。デフォルト値はMF_SUBSYSです。ARTJESCOBOLDB2MF -mオプション・メソッドとJES_COBOL_MODEメソッドの両方が使用され、ARTJESCOBOLDB2MF -mオプションが優先されます。

表3-7 JES_COBOL_MODE変数の値

説明
MF_SUBSYS SUBSYSTEMのメソッドを使用します。
MF_COBFUNC COBFUNCのメソッドを使用します。
MF_DEFAULT_CANCEL デフォルトのCANCEL動作でcobcallを使用します。
MF_PHYSICAL_CANCEL 物理的なCANCEL動作でcobcallを使用します。
MF_LOGICAL_CANCEL_STANDARD 論理的なCANCEL動作でcobcallを使用します。論理的なキャンセル操作の一部として、.dllコードおよび共有オブジェクト・コードを物理的にキャンセルします。
MF_LOGICAL_CANCEL_SPECIAL 論理的なCANCELcobcallを使用します。論理的なキャンセル操作の一部として、.dllコードおよび共有オブジェクト・コードを物理的にキャンセルしません。
MF_NOCANCEL 物理的なCANCEL動作なしでcobcallを使用します。