3.1.4.5 サブコマンド

artjesadminは、次のサブコマンドをサポートします。

submitjob (smj) -i|-I scriptfilename [-t timeout] [-o ejr option]
ジョブをTuxJESシステムに送信します。scriptfilenameパラメータは、発行されるジョブ・スクリプトです。

ノート:

artjesadminは、scriptfileの通知を担当しません。変換と実行が同じマシン上にない場合、共有ファイル・システム上にあるはずです。使用できるオプションは次のとおりです。
  • -i scriptfilename: KSHジョブの送信のために指定されるオプション。
  • -I scriptfilename: JCLジョブの発行のために指定されるオプション。
  • -t timeout: ジョブを発行するときに、タイムアウトしきい値を制御するために指定します。
  • -o ejr option: EJRスクリプト・ファイルに渡すオプションを指定します。たとえば、-f ejrオプション(-o "-f envfile")を使用すると、KSHジョブに環境ファイルを渡すことができます。-e ejrオプション(-o "-e envfile")を使用すると、JCLジョブに環境ファイルを渡すことができます。
showjobexec(she) [-n machine] | [-g groupid [-i serverid]]
ARTJESINITIATORサーバーの実行ジョブ数を表示します。オプションが何も指定されていない場合、すべてのARTJESINITIATORサーバーの実行ジョブ数が表示されます。
-n machine:
ARTJESINITIATORサーバーが稼働しているTuxedo論理マシン名。
-g groupid:
ARTJESINITIATORサーバーのTuxedoグループID。
-i serverid:
ARTJESINITIATORサーバーのTuxedoサーバーID。
stopjobexec(ste) [-n machine] | [-g groupid [-i serverid]]
ARTJESINITIATORサーバーによる、新たに実行するジョブの取得を停止します。サーバーは現在仕掛中のジョブの仕上げを続けます。オプションが何も指定されていない場合、すべてのARTJESINITIATORサーバーが新しいジョブの取得を停止します。
-n machine:
ARTJESINITIATORサーバーが稼働しているTuxedo論理マシン名。
-g groupid:
ARTJESINITIATORサーバーのTuxedoグループID。
-i serverid:
ARTJESINITIATORサーバーのTuxedoサーバーID。
resumejobexec(rse) [-n machine] | [-g groupid [-i serverid]]
ARTJESINITIATORサーバーによる、新たに実行するジョブの取得を再開します。オプションが何も指定されていない場合、すべてのARTJESINITIATORサーバーが新しいジョブの取得を再開します。
-n machine:
ARTJESINITIATORサーバーが稼働しているTuxedo論理マシン名。
-g groupid:
ARTJESINITIATORサーバーのTuxedoグループID。
-i serverid:
ARTJESINITIATORサーバーのTuxedoサーバーID。
settracelevel(stl) -t tracelevel [-n machine] | [-g groupid [-i serverid]]
TuxJESクライアントおよびサーバーのTuxJESトレース・メッセージ・レベルを設定します。
machinegroupid、およびserveridパラメータのいずれも指定されていない場合、artjesadminは現在のクライアントとすべてのサーバーについて、UBBCONFIG SERVERSセクションで指定されているTuxJESトレース・メッセージ・レベルを変更します。1つまたは複数のパラメータを指定すると、artjesadminは、指定されたサーバーのTuxJESトレース・メッセージ・レベルの実を変更します。現在のクライアントは変更されません。
-t tracelevel:
TuxJESトレース・メッセージ・パラメータを指定します。-t tracelevelには、012、または3を設定できます。0ERRORレベル、1WARNレベル、2INFOレベル、3DEBUGレベルを表します。
-n machine:
TuxJESサーバーが稼働しているTuxedo論理マシンを指定します。
-g groupid:
TuxJESサーバーが属しているTuxedoグループを指定します。
-i serverid:
TuxJESサーバーのTuxedoサーバーIDを指定します。
setjesacl (sja) -f rulepath [-t PLAIN|ENCRYPTED] [-m MAC|DAC]
ジョブ・アクセス認可を動的に変更します。このサブ・コマンドを使用できるのは、Unix/Linuxルートにマップされた(または、これに相当する)Oracle Tuxedoユーザー(「スーパー・ユーザー」)のみです。
-f rulepath:
ジョブ・アクセス認可構成ファイルのパスを指定します。これは、JESCONFIGJES_ACL_FILEのように使用します。
-t PLAIN|ENCRYPTED:
ルール・ファイルが暗号化されているかどうかを指定します。指定されていない場合のデフォルト値はPLAINです。これは、JESCONFIGJES_ACL_FILE_TYPEのように使用します。
-m MAC|DAC:
ユーザーに対応する一致ルールが見つからないときのアクションを指定します。指定されていない場合のデフォルト値はMACです。これは、JESCONFIGJES_ACL_MODEのように使用します。