3.15 接続構成ファイル
次の表では、ART CICSアプリケーション・サーバーでロードできるconnections
を示し、定義しています。接続構成ファイルは、ARTCTRN
の設定では必須ですが、他のサーバーの設定ではオプションです。
ファイル名は、connections.desc
です。
connection
定義の書式は、次のとおりです。
[CONNID]
<field_name_1>=<field_value_1>
<field_name_2>=<field_value_2>
...
<field_name_n>=<field_value_n>
表3-13 接続パラメータ
フィールド名 | 型 | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
CONNID
|
X(4)
|
必須
|
接続の名前。 |
GROUP
|
X(10)
|
必須
|
CICSのグループ概念で、関連するリソースのグループが、CICSシステムによって起動時に宣言され、インスタンス化されるかどうかを決定します。 |
PROTOCOL
|
X(4)
|
必須 APPC | LU61
|
接続を実装するプロトコルのタイプを指定します。 |
NETNAME
|
X(8)
|
必須
|
接続を受信する、CICSリージョンのAPPLID を指定します。
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MAXIMUM
|
0-999、0-999
|
必須 (APPCのみ)
|
モードセット内の最大セッション数を指定します。書式はMAXIMUM=value_1,value_2, です。value_1 にはvalue_2 以上の値を指定する必要があります。
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RECEIVECOUNT
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999
|
必須 (LU61のみ)
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受信セッション数を指定します。受信セッションは送信前にのみ受信できます。 |
SENDCOUNT
|
999
|
必須 (LU61のみ)
|
送信セッション数を指定します。送信セッションを送信してからでないと、受信できません。 |
親トピック: CICS Runtime構成ファイル