7.2.3 ARTDPLサービス・コールの作成
Tuxedoクライアントからアクセス可能な、ARTDPL
によって公開されるサービスには次の3つの種類があります。ユーザーは、実際のシナリオに応じていずれか1つを選択できます。
- タイプA: <sysid>_<program>
DPL <program>
は、TuxedoサービスとしてARTDPL
によってアドバタイズできます。また、サービス名の接頭辞はCICSリージョン<sysid>_
です。これには、現在のARTDPL
サーバーが属しています。クライアントがこのサービスをコールしてCOMMAREA
をARTDPL
サーバーと交換しようとする場合は、次のFML32フィールドがリクエストに存在します。CX_USERID
CXMW_MESSAGE
一方、FML32ファイルの
ミラー・トランザクションとTWAを有効化できます。詳細は、次の項を参照してください。CX_PROGRAM
は存在しません。ARTDPL
サーバーは、実行するDPLプログラムの名前をサービス名から実現できるからです。 -
タイプB
:MIRROR_<transid>
-
タイプC
:<applid>_MIRROR_<transid>
ミラー・トランザクションもTuxedoサービスによってアドバタイズできます。また、サービス名の接頭辞は
MIRROR_
または<applid>_MIRROR_
です。この場合、ミラー・トランザクションとTWAは常に有効です。ユーザーは、まず、ミラー・トランザクションとTWAサイズをtransactions.desc
で構成する必要があります。クライアントがこの2つのサービスをコールしてCOMMAREA
をARTDPL
サーバーと交換しようとする場合は、次のFML32フィールドがリクエストに存在する必要があります。 -
CX_USERID
-
CXMW_MESSAGE
-
CX_PROGRAM
RECORD
をデータ・バッファとして使用してARTDPL
サーバーを呼び出すには、呼び出されるプログラムに対してprograms.desc
でIN-TYPE
およびOUT-TYPE
を構成する必要があります。RECORD
を使用する場合、TuxedoクライアントはタイプAサービスのみを使用できます。
親トピック: Oracle Tuxedo外部DPL通信インタフェース