3.20 URIMAP構成ファイル

HTTPのURIに一致し、リクエストの処理方法に関する情報を提供するリソース定義。

ファイル名は、urimaps.descです。

表3-18 URIMAPパラメータ

フィールド名 説明
UIRMAP X(8) 必須 URIMAPの名前
GROUP X(10) 必須 CICSのグループ概念で、関連するリソースのグループが、CICSシステムによって起動時に宣言され、インスタンス化されるかどうかを決定します。
DESCRIPTION X(60) オプション リソースの説明のための小さなテキスト・コメント領域。
STATUS X(10) ENABLED| DISABLED このパラメータは、URIMAPのステータスを示します。デフォルト値はENABLEDです。
PATH X(255) 必須 このパラメータは、URIMAP定義が適用されるURIのパス・コンポーネントを指定します。PATHは、パス・コンポーネントの先頭のスラッシュ(/)を含めて最大255文字です。
SCHEME X(6) HTTP|HTTPS このパラメータは、URIMAP定義が適用されるURIのスキーマ・コンポーネントを指定します。デフォルト値はHTTPです。
USAGE X(10) CLIENT| SERVER| PIPELINE| ATOM このパラメータは、このURIMAP定義の対象が、HTTPサーバーとしてのCICS (SERVER)、HTTPクライアントとしてのCICS (CLIENT)、Webサービス(PIPELINE)、Atomフィード(ATOM)のいずれであるかを指定します。デフォルト値はSERVERです。

ART for CICSは、CLIENTのみをサポートしています。

表3-19 クライアント・パラメータ

フィールド名 説明
HOST X(116) 必須 このパラメータは、URIMAP定義が適用されるURIのホスト名、またはそのIPv4もしくはIPv6アドレスを指定します。
PORT X(8) NO|Number このパラメータは、CICSアプリケーションがサーバーとの通信に使用するポートを10進数で指定します。PORT1 − 65535の範囲の数値にする必要があります。
CERTIFICATE X(32) オプション サポートされていません。このパラメータは、SSLハンドシェイクでSSLクライアント証明書として使用されるX.509証明書のラベルを指定します。
CIPHERS X(56) オプション サポートされていません。このパラメータは、最大56桁の16進数の文字列(最大28個の2桁の暗号スイート・コードのリストとして解釈されます)を指定します。
AUTHENTICATE X(10) NO|BASIC サポートされていません。このパラメータは、HTTP basic認証情報をHTTPサーバーに送信するかどうかを指定します。デフォルト値はNOです。
SOCKETCLOSE X(6) 0|hhmmss サポートされていません。このパラメータは、CICSアプリケーションがクライアントHTTP接続の使用を終えてから、CICSがその接続を開いたまま維持するかどうか、および維持する時間を指定します。
SERVICE X(64) 必須 このパラメータは、リモート・エンドポイント用にマップされるTuxedo SALTサービス名を指定します。