3.1 主要な機能とコンポーネント
Oracle Tuxedo Application Runtime for IMSによって提供されるものは次のとおりです。
- メインフレームから移行したCOBOLおよびCプログラムからコールできるDL/I関数のサポート。
- IMSメッセージ・フォーマット・サービス(MFS)のサポートによってtn3270端末エミュレータからの同時接続を処理する、Oracle Tuxedoに基づくセッション管理。
- 移行したCOBOL/Cプログラムをコールして3270端末やMQ-IMSブリッジからまたはATMI-IMSゲートウェイ経由で受信したトランザクションを処理する、MPP実行環境。
- ART for Batch内のバッチ・ジョブ経由で送信されたMPPまたはIMSバッチ・プログラムからキューに入れられたメッセージを実行する、BMP実行環境。
- 移行したCOBOL/CプログラムからのDLI呼出しによって、リレーショナル・データベース、OracleまたはDB2に移行したIMS DBデータへのアクセスを可能にするパートナ提供のDLI-SQLブリッジ・ソリューションに対応したプラグイン・インタフェース。メインフレーム上にあるIMS/DBデータへのリモート・アクセスのためのIMS ODBAプロキシ。
- ローカル・ファイルに移行したGSAMデータベースへのアクセス。