1.6.5.4 パラメータ

[-l class_list]
トランザクション・クラスのリスト("1,3,5"など)、クラス範囲("1-3"など)、またはすべてのクラス(*)を指定します。クラスがclass_listで指定されているサービスは、ARTIBMPTによって公開されます。
[-m cobol mode]
ユーザーのCOBOLプログラムの起動方法を指定します。詳細は、「環境変数」のARTIMS_COBOL_MODEに関する項を参照してください。
[-D trace-level]
このオプションは、サーバーのトレース・レベルを設定するために使用されます。使用可能なtrace-levelの値には、0、1、2が含まれます。設定しない場合、デフォルトのトレース・レベルは-1で、エラー情報のみがトレース・ログ・ファイルに出力されます。トレース・レベルの定義は次のとおりです。

0: 関数スタック情報がログに記録されます。

1: デバッグ・トレース情報がログに記録されます。

2: より詳細なデータ情報がログに記録されます。

[-x]
データベース・プラグインが使用されるサーバーを示します。"-x"に続く残りのパラメータ・リストはdb_init()に渡されます。

Oracle IMS/DBソリューションの場合、パラメータ・リストは次のとおりです。

-o host:port:dra

これは、IMS/DB用のOracleプラグインで必要とされるパラメータです。

host
接続先のODBAプロキシのホスト名またはipv4アドレス。
port
ODBAリクエストを受信するためのODBAプロキシのポート。
dra
接続先のIMS/DBを指定する表の名前。このパラメータはオプションで、構成された場合は、すべてのDB操作がODBAを介して実行されます。そうでない場合、すべてのDB操作はオープン・システム上の実際のDB実装を介して実行されます。DRA表の名前は大文字で4バイト長にする必要があります。
ノート: ARTIBMPTUBBCONFIGファイルで構成されており、トランザクション指向BMPトランザクションがimsresource.descで構成されている場合、UBBCONFIGファイルで、imsresource.descの/Qの構成に従ってTMQUEUEサーバーを構成する必要もあります。