1.10.5 PSB定義 - $appname.psb

$appnameは、imsapps.descでタイプがTPと定義されているCOBOLアプリケーション・プログラムの名前であり、$appname.psbは、それに対応するPSB定義ファイルです。タイプがBATCHのアプリケーション・プログラムの場合は、$appname.psbは使用されず、DFSRRC00を呼び出すスクリプトによってPSBが提供される必要があります。

LIST=YESの[imspcb]セクションの数は(最大)31です。IOPCBを含むPCBの最大数は32です。

ノート:

LIST=NOの[imspcb]セクションはカウントされません。

次の表は、z/OS上のIMSのPCB文からフィールド名がマップされた構成ファイルの例を示しています。

表1-29 セクション名: [imspcb]

フィールド タイプ 説明 PCBのソース
NAME X(1..8) blank or transact ion code name タイプがTPである場合、このフィールドはトランザクション・コードを表し、代替PCBに対してトランザクション・コードのみがサポートされます。modify = noの場合は必須であり、modify = yesの場合はオプションです。タイプがDBの場合、このフィールドはDB名を表します。このフィールドは、GSAM PCBの場合に構成する必要がありますが、DB PCBの場合はオプションです。詳細は、PROCSEQフィールドを参照してください。 NAME
TYPE enum TP|GSAM| DB TPは代替PCBを、GSAMはGSAM DB用のPCBを、DBはDEDB用のPCBを意味します TYPE
LIST Bool Yes|No 指定したPCBが、エントリ時にアプリケーション・プログラムに渡されたPCBリストに含まれているかどうかを指定します。LABER=パラメータと組み合せる必要があります LIST
次のフィールドはTYPE=TP、つまり代替PCBにのみ適用可能であり、構成されていてもTYPE!=TPの場合は無視されます
MODIFY Bool Yes|No このPCBが変更可能かどうか。デフォルトはnoです。 MODIFY
EXPRESS Bool Yes|No これが高速PCBかどうか。デフォルトはnoです。 EXPRESS
LABEL X(8) Yes このパラメータは、ODBAを使用している場合にDB PCBに対して必須です。また、DL/Iを呼び出すためにAIBTDLIインタフェースが使用されている場合に代替PCBに対して必須です。 PCBNAME
PROCSEQ X(8) データベース名の索引付け このフィールドが構成されている場合、それがDB PCBの最初の8バイトに入力される必要があり、それ以外の場合は、NAME=によって指定された値が、DB PCBの最初の8バイトに入力される必要があります。DB PCBに対して、少なくとも1つのNAM=およびPROCSEQ= mustが構成されている必要があります。 PROCSEQ
PROCOPT X(4) GSAM: G|L|GS|Lの1つ。DEDB: A|G|I|R| D|P|O|N| T|E|L|GS |LS|Hの1つまたは組合せ このフィールドは、関連するデータベースのアクセス権を定義します。このフィールドは、TYPE=GSAM|DBの場合にのみ有効であり、構成されているがTYPE=TPの場合は無視されます。GSAM: G|GS - 取得のみ。L|LS - 取得と追加。DEDB: TBD DEDB: Tuxedo ART for IMSサーバーは、PROCOPTの妥当性を確認しません。これは、z/OS上のIMSから移行されたもので、DBプラグインによってのみ使用されます  
次のフィールドはTYPE=DB、つまり GSAM PCBにのみ適用可能であり、構成されていてもTP!=DBの場合は無視されます
SB Enum COND|NO このPCBがバッファされる必要があるかを指定します。 SB
POS Enum SINGLE|MULTIPLE 論理データ構造の1つまたは複数の位置を指定します。 POS
KEYLEN int 正の整数 センシティブ・セグメントの階層パスに対する連結キーの最長バイト数を指定します。 KEYLEN
MSDB bool YES|NO MSDBコミット・ビューを指定します。 VIEW
SENSEG X(8) Literal String このPCBに属しているSENSEG名を指定します。現在のPSBファイルで一意である必要があります。  
セクション名: [$SEGSEG ]     セクション名は、imspcbセクションでSENSEGアイテムによって定義します。  
NAME X(8) Literal String セグメント名を指定します。 SENSEG - NAME
PARENT X(8) Literal String|0 セグメントの親の名前です。 SENSEG -PARENT
PROCOPT X(4) A|G|I|R| D|P|O|E| L|GS|LS| Hのいずれか、または組合せ 処理オプションがこのセンシティブ・セグメントの使用に適しているかどうかを示します。SENSEG PROCOPTPCB PROCOPTをオーバーライドします。 SENSEG - PROCOPT
SSPTR 構造体の配列 整数の1つまたは組合せ、R|U (セミコロンでリンク) サブセットのポインタ番号と、ポインタの機密性を指定します。 SENSEG - SSPTR
INDICES X(8) Literal String SSAを索引付きセグメント・タイプに限定するために使用する検索フィールドを含む2次索引を指定します。 SENSEG - INDICES
SENFLD X(8) Literal String このSENSEGに属しているSENFLD名を指定します。現在のPSBファイルで一意である必要があります。 SENSEG - INDICES
セクション名: [$SENFLD ] X(8)   セクション名は、sensegセクションでSENFLDアイテムによって定義します。  
NAME X(8) Literal String フィールド名を指定します。 SENFLD - NAME
START Int 正の整数 [1-32767 ] このフィールドの開始位置を、セグメントの開始位置と相対的に指定します。 SENFLD - START
REPLACE bool YES|NO このフィールドが置換呼出しで変更可能かどうかを指定します。 SENFLD - REPLACE