1.10.4 データベース定義 - imsdbs.desc

imsdbs.descは、$ART_IMS_CONFIGの下にあります。

一部のimsdbs.descフィールド構成は、z/OS上のIMSのなんらかのDBD文からマップされています。ROLBまたはROLLを発行する永続トランザクションの場合、トランザクション・キューの作成の再試行回数は、比較的大きな数に設定する必要があります(設定可能な最大値は2147483647)。

ノート:

再試行回数は、特定のメッセージが永続トランザクションに入れられる回数の2倍以上の数に設定することをお薦めします。

表1-28 セクション名: [imsdb]

フィールド タイプ 説明 DBDのソース
NAME X(1..8) database name データベース名 NAME
ACCESS Enum GSAM|MSD B|DEDB|H DAM|HIDA M|HISAM| HSAM|PHD AM|PHIDA M|PSINDE X|SHSAM| SHISAM GSAMは、GSAM DBを意味します ACCESS
次のフィールドはACCESS=GSAMにのみ適用可能であり、ACCESS != GSAMの場合は無視されます。
DD1 X(1..8) Literal String 入力ファイル名。この名前がJCL内で同じDD名を使用して定義されている場合、実際の入力ファイルは、JCL内のDD名に関連付けられているDSNNAMEによって決定されます。そうでない場合、実際の入力ファイルは$ART_IMS_DB/Input file nameになります。 N/A
DD2 X(1..8) Literal String 出力ファイル名。この名前がJCL内で同じDD名を使用して定義されている場合、実際の出力ファイルは、JCL内のDD名に関連付けられているDSNNAMEによって決定されます。そうでない場合、実際の出力ファイルは$ART_IMS_DB/Output File Nameになります。 N/A
MINRECORD Integer 正の整数 RECFM=Vの場合はレコードの最小長。その値の範囲は1~268435455 N/A
MAXRECORD Integer 正の整数 RECFM=Vの場合はレコードの最大長。その値の範囲は1~268435455 N/A
RECFM Enum F|V F: 固定長レコード V: 可変長レコード N/A
RECORD Integer 正の整数 RECFM=Fの場合はレコード長。その値の範囲は2~32579 N/A