アカウント階層
アカウント階層は、アカウント間の関係を示すビジュアルな表現を営業担当に提示します。 アカウント階層を使用すると、マルチ・レイヤーの大規模な顧客および組織のアカウントのアカウント構造を表すことができます。 階層は、正式な企業構造を反映する必要はありませんが、かわりに組織の顧客のビューを表すことができます。 階層の各アカウントは、親アカウントを1つのみ持つことができます。
アカウント階層を捕捉すると、営業組織は次のような多くのメリットを見込めます。
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営業担当は階層を使用して、階層内のアカウントの位置を確認できます。
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BI Publisherレポートを作成して、階層全体の売上を確認できます。
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階層を使用すると、主要なアカウント責任管理者および選択した他のマネージャに対して、他の方法ではアクセスできない階層内のアカウントおよび商談へのアクセス権を付与できます。
たとえば、大規模な多国籍企業のアカウントは通常、様々な国またはリージョンの営業チームに割り当てられます。 各リージョンのマネージャは自分のリージョンの情報のみにアクセスできるため、多国籍全体のアカウントおよび商談にアクセスできるマネージャはいません。 マネージャのテリトリにアカウントを含めることで、そのマネージャにそのアカウントの下位にあるすべてのアカウントおよび商談への編集アクセス権を付与できます。 テリトリに最上位アカウントを含めると、マネージャはすべてのアカウントに対する編集アクセス権を取得します。 階層の中央にアカウントを含める場合、マネージャはその特定のブランチ内のアカウントにのみアクセスできます。

「アカウントの編集」ページの「概要」タブにある「アカウント階層の管理」リンクをクリックして、UIでアカウント階層を作成および保守できます。

「アカウントの編集」の「プロファイル」タブでアカウントの親を入力して階層を作成することもできます。 「親アカウント」フィールドが強調表示されているタブの部分的なスクリーンショットを次に示します。

または、この章の説明に従って、階層をインポートできます。