営業テリトリ階層の作成
テリトリ提案を開いて、営業テリトリ階層を最上位テリトリから順に作成します。 作成するテリトリごとに、テリトリを所有する営業担当者またはマネージャの名前と、テリトリ境界を形成するディメンションの値を入力します。
子テリトリの作成時、アプリケーションは、すべてのディメンションの値を親テリトリから自動的にコピーして、入力を支援します。
階層の最上位としての全体的なキャッチオール・テリトリの作成
営業テリトリ階層の最上位のテリトリを全体的なキャッチオール・テリトリとして作成する方法を次に示します。 最上位テリトリは、通常、シニア・マネージャまたはエグゼクティブが所有します。 エグゼクティブがテリトリ割当のトラブルシューティングを行わないようにするために、2番目のリソースを追加する必要があります。
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テリトリ提案の「テリトリ」リージョンで「作成」をクリックします。
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「テリトリの作成」ページで、テリトリ名を入力します(たとえば、
US Product Sales
)。 -
最上位テリトリの所有者であるリソース(多くの場合は営業部長)を入力します。
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「所有者」リストから「検索」を選択します。
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いずれかの基準を使用して、リソース名を検索します。
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名前を選択して、「OK」をクリックします。
これで、「テリトリの作成」ページの下部にある「追加情報」セクションの「テリトリ・チーム」タブに所有者がリストされます。
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「タイプ」リストから、「プライム」を選択します。
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「予測使用可能」リストから「プライムのみ」を選択します。 この設定により、テリトリを予測に使用できるようになります。
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次に、キャッチオール・テリトリに割り当てられたアカウントおよび商談のトラブルシューティングを行う、営業管理者または別のリソースを追加します。
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「追加情報」リージョンの「テリトリ・チーム」タブで、「選択して追加」(プラス記号が付いた文書アイコン)をクリックします。
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いずれかのフィールドを使用して、リソースを検索します。
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検索結果からリソースを選択し、「OK」をクリックします。
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「保存して閉じる」をクリックします。
新しいテリトリが提案の「テリトリ」表に表示されます。
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「テリトリ」表でテリトリを選択し、ページの下部の「詳細」リージョンで、「カバレッジ」タブをクリックします。
「住所カバレッジ」セクション(スクリーンショットのコールアウト1)には、テリトリに対して有効にしたすべての住所要素が、「すべて」の値でリストされます。 「ディメンション・カバレッジ」セクション(コールアウト2)には、使用している他のすべてのディメンションが含まれ、それぞれの値は「すべて」です。 全体的なキャッチオール・テリトリには「すべて」の設定が必要です。
ノート:「カバレッジ」タブが空白の場合、テリトリ構成は不完全です。 スケジュール済プロセスに移動し、「ステージ環境の同期」プロセスが正常に完了したかどうかを確認します。 詳細は、テリトリ・ディメンションの有効化に関するトピックを参照してください。
これで、残りのテリトリ階層を追加できます。
階層の残りの部分の追加
テリトリ提案を開いて、営業テリトリ階層の残りの部分を上から順に追加します。 テリトリを追加する方法を次に示します。
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「テリトリ」表で親テリトリを選択します。
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「選択したテリトリの子テリトリを作成します」(プラス記号アイコン)をクリックします。
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「テリトリの作成」ページで、テリトリ名を入力します。
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テリトリの所有者を入力します。
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作成するテリトリに応じて、テリトリのタイプ(「プライム」または「オーバーレイ」)を選択します。
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「予測使用可能」リストで、予測に関連するテリトリに対して「プライムのみ」を選択します。 オーバーレイ・テリトリについては、「使用不可」を選択します。 「使用不可」に設定すると、予測からテリトリが削除されます。
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「保存して閉じる」をクリックします。
「テリトリ提案」ページに戻ります。 これで、様々なテリトリ・ディメンションの値を入力できます。
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カバレッジのないテリトリを作成する場合は、「テリトリ」表でテリトリを選択し、次の手順を実行します。
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「カバレッジ」タブで、カバレッジの値を示している行を選択します。
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「処理」メニューから「すべて削除」を選択します。
「カバレッジ」タブのスクリーンショットを次に示します。 コールアウト1は、「処理」メニューの場所を強調表示しています。
カバレッジに「表示データなし」というメッセージが表示されるようになりました。
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カバレッジのあるテリトリを作成する場合、「テリトリ」表でテリトリを選択し、ディメンションの値を入力します。
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住所ディメンションでは、次のことを行います。
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「住所カバレッジ」セクションで、任意の行を選択して「編集」」(鉛筆アイコン、スクリーンショットのコールアウト2)をクリックします。
これにより、テリトリのすべての住所値を入力するための個別のウィンドウが開きます。
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個別の「住所カバレッジ」ウィンドウで、「追加」」をクリックして、各住所要素の値を入力します。 データ内に存在する可能性のあるすべての住所値について、必要な数の行を追加します。
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「郵便番号」フィールドを除き、エントリの完全一致が照合されますが、照合では大文字と小文字が区別されません。 データにスペルのバリエーションが含まれる場合は、それらのすべてについて行を追加する必要があります。 たとえば、データに
CA
、California
およびCa.
が含まれている場合は、正しい割当が行われるように、スペルのバリエーションごとに行を追加する必要があります。Western USテリトリの州ごとに1つの行が表示された「住所カバレッジ」ウィンドウのスクリーンショットを次に示します。
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米国の郵便番号などの郵便番号を使用してテリトリを作成する場合は、値の範囲を入力したり、パーセント記号(%)を使用した部分一致を指定することができます。
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「ディメンション・カバレッジ」セクションで、その他のディメンションに値を入力する方法を次に示します。
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「ディメンション・カバレッジ」セクションで、「編集」をクリックします。
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「ディメンション」リストからディメンションを選択します。
「カバレッジの編集」ウィンドウの左側の「選択可能なディメンション・メンバー」ペインに、使用可能な値のリストが表示されます。
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テリトリに使用する値を、右側の「選択したディメンション・メンバー」ペインに移動します。
ヒント:製品ディメンションに誤った製品が表示されている場合は、「スケジュール済プロセス」作業領域に移動し、「BIの非正規化製品カタログ表のリフレッシュ」プロセスを実行します。 販売カタログのルートを変更した場合は、間違った製品が表示されることがあります。
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「保存して閉じる」をクリックします。
「テリトリ提案」ページに戻ります。
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テリトリの追加とカバレッジの指定が完了したら、テリトリ提案をアクティブにできます。