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営業テリトリと割当

営業テリトリに割り当てられると、営業担当はアカウントおよび商談にアクセスできるようになります。 また、営業テリトリによって、予測のフレームワークも提供されます。 営業担当は自分のテリトリの商談明細のみを予測でき、予測はテリトリ階層で集計されます。

営業データへのアクセス権を取得する方法

すべての営業担当は、顧客名、担当者、住所などの基本的なアカウント情報を表示できます。 アカウントの商談を表示したり、営業プロセスでのコラボレーションを可能にするために必要なすべての詳細を共有するには、追加のアクセス権が必要です。 追加のアクセスが必要な情報には、顧客対応、To-Doリスト、アポイントメントが含まれます。 追加のアクセス権がない場合、販促資料の共有およびプレゼンテーションでのコラボレーションはできません。 Microsoft 365またはMobileを実装している場合は、営業担当のテリトリに含まれるアカウントのみがダウンロードおよび同期化されます。 追加の営業情報にアクセスする方法を次に示します。

  • レコードの所有者であること。

    各レコードには所有者がいます。 レコードを作成すると、自動的にそのレコードの所有者になります。 所有者(自動的にレコード上のチームのメンバーになります)は、レコードの編集やチームへの他のユーザーの追加など、すべての権限を持ちます。 レコード所有者または営業管理者は、個々のレコードの所有権を再割当てできます。 営業管理者は、ナビゲータの一括転送機能を使用して、複数のレコードの所有権を同時に再割当することもできます。 リードを商談に変換するユーザーは、その結果のアカウントおよび商談の所有者を割り当てることもできます。

  • レコード上のチームのメンバーであること。

    所有者は手動でメンバーを追加して、表示のみ、編集、フル(他のユーザーを追加する機能)といった、異なるレベルのアクセス権を割り当てることができます。 商談チームおよびリード・チームの場合は、割当ルールを使用してチーム・メンバーを自動的に割り当てることもできます。

  • 営業テリトリ階層の親テリトリのレコード、所有者またはメンバーに割り当てられた営業テリトリの所有者またはメンバーであること。

    テリトリの所有者はメンバーに対する追加の権限が付与されます。所有者は、営業テリトリ階層をレビューし、予測を発行できます。

    ノート:

    テリトリ名は、テリトリに割り当てられている各レコードに常にリストされますが、商談ではテリトリ・メンバーの名前も商談チームにコピーされます。 リード・チームおよびアカウント・チームには、テリトリ・チームのメンバーは含まれません。 商談チームの動作をリードおよびアカウントと一致させる場合は、実装リファレンス・ガイドの「商談プロファイル・オプションのデフォルト値と影響」のトピックの説明に従って、システム・プロファイル・オプション「テリトリ・ベースのリソース割当スタイル」を設定します。

  • アクセス権を持つリソースのリソース階層のマネージャであること。

    営業担当のリソース管理階層におけるマネージャは、自身のチームのアカウント、担当者、商談、リードおよびその他の情報のセットを自動的に表示できます。 それぞれのテリトリまたはチームに明示的に割り当てられている必要はありません。 リソース階層では、営業データにアクセスできますが、予測にはアクセスできません。 予測を表示できるのはテリトリ所有者のみです。 オラクル社のお客様の多くはリソース階層に一致する営業テリトリ階層を作成するため、マネージャはテリトリの所有者となりますが、これら2つは異なる場合があります。

  • アクセス・グループに割り当てられていること。

    アクセス・グループでは、ユーザーが定義した条件に基づいて営業データへのアクセスを提供する別の方法が提供されます。 たとえば、アクセス・グループを使用して、すべてのオープン商談や英国のすべてのアカウントなどへのアクセス権を特定のユーザーに付与できます。 アクセス・グループは、営業テリトリのかわりにはなりませんが、営業を支援する個人にアクセス権を付与するのに役立ちます。 たとえば、法務部門に特定の商談へのアクセス権を付与する必要があるとします。

  • 営業管理者(営業管理者ジョブ・ロールを持つユーザー)であること。

    営業管理者は、すべてに対するアクセス権を持っています。

  • 実装チームが様々な権限を持つジョブ・ロールの構成および割当を行っていること。

    既存のジョブ・ロールをコピーして変更することで、デフォルトのアクセス・レベルを変更できます。 詳細は、『CX Sales and Fusion Serviceの保護』ガイドの「ジョブ・ロール、抽象ロールおよび職務ロールの作成および編集」の章を参照してください。

追加のアクセス権を自動的に付与する方法

営業担当にアクセス権を付与するには、レコードの所有権を手動で再割当するか、レコード上のチームにユーザーを追加します。あるいは、次の方法のいずれかまたは両方を使用して、プロセスを自動化できます。

  • 営業テリトリを使用したアクセス権の割当

    営業テリトリの境界は、ディメンションと呼ばれる様々なファクタに基づいて設定できます。 最も一般的なディメンションには、住所、製品、顧客規模、顧客タイプ、業種が含まれます。 オラクル社のお客様の多くは、独自に追加のディメンションを定義しています。

    テリトリを使用して営業担当を割り当てる場合、テリトリ自体がアカウント、商談またはリードに関連付けられます。 営業テリトリを後から再編成した場合、または営業組織に変更があった場合、割当プロセスの実行後、それらの変更が割当に自動的に反映されます。

    テリトリは、商談明細ごとに個別に割り当てられます。 商談明細が自分のテリトリに割り当てられた場合は、商談全体へのアクセス権が自動的に付与されます。 Lisa Jonesのテリトリにはサーバー、Julian Hendersonのテリトリにはラップトップが割り当てられている場合は、サーバーとラップトップが含まれる1つの商談に、両方の営業担当がアクセスできます。

  • 割当ルールを作成し、特定の個人に商談およびリードへのアクセス権を割り当てる

    ルール条件を満たしている場合に、指定した営業担当がリード・チームや商談チームに割り当てられるようにすることができます。 ルールは営業担当をリードに割り当てる主要な方法であるため、ルールの設定は「リード」の章で説明します。 商談については、営業テリトリで扱われるファクタ(ディール規模や製品知識など)に基づいて、追加の営業担当を割り当てるルールを作成できます。 テリトリの割当を補足するルールを作成するには、このガイドでは取り扱われていないシステム・プロファイル・オプションの設定など、追加の設定が必要です。 詳細は、実装リファレンス・ガイドを参照してください。

営業担当は手動で割当をトリガーできますが、割当プロセスを実行することにより、リード、アカウントおよび商談を自動的に割り当てることもできます。

営業テリトリの境界

営業テリトリの境界は、ディメンションに割り当てる値によって定義します。 アカウントの場合、Oracleから提供されるテリトリ・ディメンションには次のものが含まれます。

  • 住所

    市区町村、都道府県、郵便番号などの住所要素を使用してテリトリを定義します。

  • 地理

    既存のお客様が地理的テリトリで使用している従来のディメンション。 引き続き地理ディメンションを使用して州やその他の住所要素でテリトリを設定することもできますが、Oracleの新規のお客様は、かわりに住所ディメンションを使用してください。 このディメンションを住所ディメンションと一緒に使用することはできません。

  • アカウント・タイプ

    アカウント・タイプでは、指定アカウントであるかどうかを指定します。

  • 顧客規模

  • 産業

  • 組織タイプ

分類カテゴリを作成して、最大で3つの追加ディメンションを定義することもできます。

商談はアカウントに関連付けられるため、アカウント・ディメンションを使用して、商談を割り当てることもできます。 商談とリードには、次の追加ディメンションがあります。

  • ビジネス・ユニット

  • Product

    販売カタログから、製品グループまたは個々の製品を入力できます。

  • 営業チャネル

    使用できる営業チャネルは、直接、間接およびパートナです。