ExcelでCSVファイルを開く際の潜在的な問題
インポート・ソース・ファイルまたはエクスポートされたソース・ファイルをExcelで開くと、一部のフィールド値に問題が発生する可能性があります。 このトピックでは、発生する可能性のあるさまざまな問題とその修正方法について説明します。
潜在的な問題
次のような問題が発生する可能性があります:
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「保存ID」フィールド:
問題: CSVファイルを保存してからExcelで再度開くと、通常、IDおよびその他の大きな数値が科学表記で表示されます: 小数と10の累乗の積。 たとえば、値123456789012は、1.23457 E+11と表示されます。
原因: デフォルトでは、11文字を超える数値が科学表記で表示されます。
回避方法:
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値を含む列を強調表示します。
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右クリックして、「セルの書式設定」を選択します。
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「セルの書式設定」ダイアログ・ボックスで、カテゴリ番号を選択し、小数点以下の桁数を0に設定します。 「OK」をクリックします。
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日付関連フィールドの保存:
問題: CSVファイルを保存してからExcelで再度開くと、通常、PeriodNameなどの日付関連フィールドはYY-mmm形式で表示されます。 たとえば、値12-16は12月16日と表示されます。
原因: デフォルトでは、日付関連の数値はyy-mmm形式で表示されます。
回避方法:
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値を含む列を強調表示します。
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右クリックして、「セルの書式設定」を選択します。
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「セルの書式設定」ダイアログ・ボックスで、カテゴリ「カスタム」を選択し、タイプmm-yyまたはその他の任意の日付書式を入力します。 「OK」をクリックします。
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15桁を超える数値の保存:
問題: CSVファイルに15桁を超える値(1234567890123456など)が含まれている場合、ファイルを開くと、Excelでは1234567890123450と表示されます。 Excelは、15を超える数字をゼロに置き換えます。
原因: Excelでは、15桁の精度しかサポートされません。
回避方法:
方法1
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値を含む列を強調表示します。
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右クリックして、「セルの書式設定」を選択します。
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「セルの書式設定」ダイアログ・ボックスで、カテゴリ「テキスト」を選択し、OKをクリックします。
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セルに再度値を入力します。
方法2
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値を含むセルをハイライトします。
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式バーで、値の前にアポストロフィを付けます。 たとえば、値'1234567890123456'を入力し、Enterを押します。
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