承認グループの作成
承認グループは、ワークフロー・タスクを処理できる特定のユーザーのセットです。 タスクが承認グループにルーティングされるように、承認ルールを設定できます。 承認グループには、他の承認グループを含めることができます。
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パラレル関係者の承認グループにタスクが割り当てられている場合、グループ内のユーザーはタスクを要求して処理できます。 タスクが要求されると、グループ内の他のユーザーはタスクを処理できません。 ただし、タスクを要求した個人がタスクをリリースした場合、グループの他のユーザーがそのタスクを要求できます。
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これがシリアル関係者の場合は、タスクは承認グループの各メンバーに順番にルーティングされるため、全員が処理する必要があります。
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ワークフローには2つのタイプのグループがあります。 一方は、ここで説明する、ルーティングを定義するためにタスク構成で使用できる承認グループです。 もう一方は、ユーザーがタスクを委任または再割当するときに選択できるLDAPグループですが、LDAPグループの使用はお薦めしません。
事前定義済の承認グループはないため、承認グループを作成するかどうかはユーザーが決定します。 その方法を次に示します。
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「設定と保守」作業領域で、「アプリケーション拡張」機能領域の「承認グループの管理」タスクに移動します。
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BPMワークリストの「承認グループ」タブで、「グループ」ツールバーの「承認グループの作成」アイコンをクリックします。
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「詳細」ページで、グループ名を入力します。
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「メンバー」セクションで「メンバーの追加」アイコンをクリックします。
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「グループに追加」ダイアログ・ボックスで、グループに追加する内容に応じて「ユーザー」または「承認グループ」を選択します。
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特定のユーザーまたはグループを検索して選択し、「OK」をクリックします。
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さらにメンバーを追加し、必要に応じて編集または削除します。
ノート:シリアル参加者で使用する予定の承認グループについては、タスクが割り当てられる順序でメンバーを追加します。 ユーザー1、ユーザー2、ユーザー3の順に追加した場合、タスクは最初にユーザー1、次にユーザー2、最後にユーザー3に割り当てられます。
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「保存」をクリックします。
承認グループが少なくとも1つの承認ルールで使用されている場合は、削除しないでください。 その場合もグループを編集できます。