アプリケーション・コンポーザを使用したリードのページの拡張例
アプリケーション・コンポーザを使用してリード・ページを拡張できます。 サンドボックスで変更を行って、最初にその変更をテストできるようにする必要があります。
この例では、次の方法でリード・オブジェクトを拡張する方法を示します。
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戦略的リードを識別するためのチェック・ボックスの追加
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ユーザーがこのチェック・ボックスを選択してリードを保存したときに、ディールのサイズが1000 USDを超えているかどうかをチェックするGroovyスクリプトの追加。 ディールがこの金額よりも少ない場合、ユーザーはリードを保存できず、かわりにエラー・メッセージを受け取ります。
「Strategic Deal」チェック・ボックスの作成およびGroovyスクリプト検証チェックの追加
「Strategic Deal」チェック・ボックスを作成して検証チェックを追加する方法を次に示します。
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「アプリケーション・コンポーザ」にナビゲートします。 「オブジェクト」パネルから「営業リード」を選択します。
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「リード」オブジェクトの下で、「フィールド」リンクを選択します。
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「カスタム・フィールドの作成」アイコンをクリックし、「フィールド・タイプの選択」ウィンドウで「チェック・ボックス」を選択します。
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チェック・ボックス・フィールドの作成ページで、「表示ラベル」としてStrategic Dealと入力します。 残りのフィールドはデフォルト値のままにします。
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「保存して閉じる」をクリックします。
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次に、Groovyスクリプトを使用してこの新しいチェック・ボックスを拡張します。 ユーザーがチェック・ボックスを選択してレコードを保存しようとすると、スクリプトによってディール・サイズが1000を超えているかどうかが確認されます。 ディール・サイズが1000未満の場合、スクリプトでエラーが表示され、リードは保存されません。
使用できるGroovyロジックを次に示します。
def retVal if (StrategicDeal_c == 'Y') { if (DealAmount >= 1000) { retVal = true } else { retVal = false } } if (StrategicDeal_c == null || StrategicDeal_c == 'N') { retVal = true } return(retVal)
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「オブジェクト」パネルで、「営業リード」オブジェクトの下の「サーバー・スクリプト」を選択します。
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サーバー・スクリプト営業リード・ページで「検証ルール」タブを選択し、「オブジェクト・ルール」で を選択して新しい検証ルールを追加します。
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「オブジェクト検証ルール」の作成ページで、ルール名を
Eval
として入力し、「エラー・メッセージ」テキスト・リージョンに単純なエラー・メッセージを入力します。 -
条件を検証するために記述したスクリプトを切り取って貼り付けます。
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次に、このフィールドを営業リード・アプリケーションのページに追加します。 アプリケーション・コンポーザで、「営業リード」オブジェクトの下の「ページ」リンクを選択し、「アプリケーション・ページ」タブを選択します。
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「詳細ページ・レイアウト」リージョンで、標準レイアウトを複製して、編集する新しいレイアウトを作成します。
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「編集」鉛筆アイコンをクリックし、「Strategic Deal」フィールドを選択します。
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「完了」をクリックし、アプリケーション・コンポーザを保存して閉じます。
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アプリケーションに再度サインインし、リードにドリルダウンします。
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「Strategic Deal」チェック・ボックスが表示されているかどうかを確認します。
この図は、「Strategic Deal」チェック・ボックスが選択されたリード要約の編集ページの例を示しています。 -
「ディール・サイズ」フィールドに1000未満の値を入力します。
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「Strategic Deal」チェック・ボックスを選択し、「保存して閉じる」をクリックします。
ディール・サイズが検証ルールに違反しているため、ステップ9で入力したエラー・メッセージが表示される必要があります。
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「ディール・サイズ」フィールドに1000より大きい値を再入力して保存します。
営業リード・アプリケーション・ページを正常に拡張し、Groovyロジックを追加しました。