地理情報の検証の設定
地理の設定を有効にして住所情報の入力支援と検証を行うには、地理情報の検証を設定する必要があります。 たとえば、郵便番号を入力したときに、州や市など残りの住所を取得できるようにします。
たとえば、Vision Corp.という名前の組織が、営業担当者に値リストを使用して住所の州を入力させることを考えているとします。 また、州レベルでテリトリを設定することを考えています。 そのため、検証は州レベルで設定する必要があります。
Vision Corpの地理情報の検証を定義するには:
- 作業領域をクリックします。
- 「タスク」メニューをクリックし、「検索」をクリックします。 「地理の管理」を検索します。
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国を検索します。 たとえば、国名「米国」または2文字のISOコードの「US」を入力し、「検索」をクリックして検索できます。 国を検索します。 たとえば、国名「米国」または2文字のISOコードの「US」を入力し、「検索」をクリックして検索できます。
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「検索結果」領域で、国(米国など)を選択します。
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「検証定義済」列の「タスクに進む」ボタンをクリックします。
「地理検証の管理」ページが表示されます。 国に使用できる地理タイプが「地理マッピングおよび検証」領域に表示されます。
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「形式の書式なし」の住所形式が選択されていることを確認します。 検証が国内のすべての住所に対して実行されるように、「形式の書式なし」の住所形式の検証を定義します。
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「地理マッピングおよび検証」リージョンの「値リスト使用可能」を選択し、ユーザー・インタフェースでの住所入力の際に地理タイプが値リストとして表示されるようにします。 たとえば、Vision Corpの場合、「州」の「値リスト使用可能」を選択します。
これにより州に正しい値が入力され、テリトリ割当てが機能するようになります。
ノート:値リストを使用可能にするのは、その地理タイプに対して十分な地理データがある場合のみです。
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地理タイプの「地理検証」を選択し、その地理タイプを地理検証に含めます。 たとえば、Vision Corpの場合、「州」の「地理検証」を選択します。
テリトリ定義に使用するすべての地理レベルで地理検証を有効にする必要があります。 使用されている地理データが検証されない場合、テリトリ割当が失敗する可能性があります。 たとえば、Vision Corp.が郵便番号レベルでテリトリを設定することにした場合は、州、市、郡、郵便番号に検証を設定する必要があります。
ノート:住所要素が地理検証使用用に選択されていない場合、住所入力時に住所要素に提示値が指定されますが、住所要素は検証されません。
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適切な地理検証管理レベルを選択して、住所入力時に検証に失敗した住所を保存するかどうかを指定します。 たとえば、不完全または無効な住所も含めてすべての住所を保存する場合、Vision Corp.は「国の地理検証レベル」リストで「検証なし」を選択します。
ノート:Vision Corp.が有効な住所のみを保存する場合は、「国の地理検証レベル」リストで地理検証管理レベルを「エラー」に設定する必要があります。
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「保存してクローズ」をクリックします。