解決リクエスト・ジョブ・サイズ設定
解決リクエスト・ジョブ・サイズを使用して、各解決リクエスト・ジョブが処理できるリクエストの数を指定できます。
マージ・モードが最適化されている場合、またはマージ・スコープが制限のある顧客データ管理固有の領域に設定されている場合、解決リクエスト・ジョブ当たりの解決リクエスト数が多いほど、解決リクエストの処理スループットが向上する可能性があります。 基礎となるプロファイル・オプションはORA_ZCH_MERGE_REQUEST_BATCH_SIZE_LIMITです。
解決リクエスト・ジョブ・サイズを指定する前に、次の点を考慮してください:
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デフォルト値は、解決リクエスト・ジョブごとに100件の解決リクエストです。
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解決リクエスト・ジョブ当たりの解決リクエスト数を増やすと、重複解決キューの処理が優先度の高い場合に、大量のデータ初期化シナリオで役立ちます。
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「解決リクエスト・ジョブ・サイズ」設定と「最大同時解決リクエスト・ジョブ」設定が連携して、解決リクエスト・システムを詳細に制御できます。
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「解決リクエスト・ジョブ・サイズ」設定に値(null)を設定しないと、すべての保留解決リクエストが使用可能な解決リクエスト・ジョブに配分されます。 解決リクエスト・ジョブに対する解決リクエストの比率が高すぎる場合、システム・パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。