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会社間請求契約の例

この例では、異なるビジネス・ユニット間でリソースの契約収益を共有する必要のある、グローバルにオフィスを持つ専門的サービス組織の要件を説明します。

シナリオ

情報技術プロフェッショナル・サービスを専門とする組織があり、本社がニューヨーク、国際オフィスがスコットランドのアバディーン、フランスのパリおよびインドネシアのジャカルタにあるとします。 組織ではエネルギー企業に設計、サポートおよび保守の専門技術を提供しています。 米国にある石油ガス探査企業から、情報技術のアップグレード・サービスを提供する契約を得たところです。 リソースは契約の作業を4週間行い、顧客は月末に労務時間と経費の請求を受けます。 プロジェクトに携わるコンサルタントの1人はパリを拠点としています。 残りのリソースは米国が拠点です。

請求要件

契約の主な内容は次のとおりです。

  • リソースが働いた時間および発生した経費に基づいて請求および収益認識を実行します。 出張費は$25,000を上限とします。

  • 契約で許容されているリソースはプロジェクト・マネージャ、シニア・コンサルタントおよびジュニア・コンサルタントです。

  • 契約は4か月で完了する見込みです。

パリ拠点のコンサルタントと収益を共有するには、会社間契約を作成する必要があります。 企業ポリシーでは、他の法的エンティティまたはビジネス・ユニットから借用したリソースは、標準ジョブ請求レートの70パーセントを受領すると規定されています。 次の表に、主要な契約およびプロジェクトの内容の設定を要約します。

主要内容

構成

送り側ビジネス・ユニット

パリ

受け側ビジネス・ユニット

ニューヨーク

プロジェクト

次の主要内容でプロジェクトを作成します。

  • 時間および資材を有効にします。

  • プロジェクトで相互賦課トランザクションの受領を有効にします。

プロジェクト・プラン

次のリソースを賦課可能および請求可能タスクに割り当てます。

  • プロジェクト・マネージャ

  • シニア・コンサルタント

  • ジュニア・コンサルタント

  • 経費

プロジェクト・プランのベースラインを設定します。

契約タイプ

会社間

契約明細

次の契約明細を作成します。

  • 明細1はパリのコンサルタントの労務。

  • 明細2はパリのコンサルタントの経費。

  • 明細3はその他の全コンサルタントの労務。

  • 明細4はその他の全コンサルタントの経費。

請求プラン

レートベースの請求方法分類を持つ請求方法を選択し、契約明細に関連付けます。 請求プランの振替価格スケジュールを入力します。

収益プラン

発生時の収益方法分類を持つ収益方法を選択し、契約明細に関連付けます。 収益プランの振替価格スケジュールを入力します。

請求管理

契約レベルで、次の詳細で作成します。

  • 経費のハード制限は$25,000です。

  • 請求リソース: 経費および労務。

プロジェクト・トランザクション

すべてのリソースが、この契約で同じプロジェクトにトランザクションを賦課します。

結果の会社間請求および収益詳細

相互賦課識別プロセスを発行して請求書を生成すると、顧客はニューヨークのビジネス・ユニットから、すべてのリソースが実行した作業の請求が含まれる1つの請求書を受領します。 請求額は、請求プランの振替価格スケジュールによって決定され、受け側プロジェクトに賦課されるトランザクションから計算されます。 収益金額は、収益プランの振替価格スケジュールによって決定され、受け側プロジェクトに賦課されるトランザクションから計算されます。