顧客対応のパージ
顧客対応のパージ・スケジュール済プロセスを使用して、SVC_INTERACTIONS、SVC_INTERACTION_REFSおよびSVC_MCA_INTERACTION_SUMMARY表をパージします。
このプロセスでは、指定した日数より古いSVC_INTERACTIONS, SVC_INTERACTION_REFS
およびSVC_MCA_INTERACTION_SUMMARY
表のレコードがクローズ済ステータスであり、オープン・ビジネス・オブジェクトに関連付けられていないレコードが削除されます。 保存期間は、プロファイル・オプションSVC_INTERACTION_RETENTION_DAYS
を使用して指定します。
使用する場合
このプロセスを使用して、相互作用によって消費されるデータベースの領域を削減します。 このスケジュール済プロセスを実行すると、指定した期間より古い顧客対応が削除されます。 削除するには、顧客対応は次のすべての基準に従う必要があります:
-
これらは、指定した日数より古い必要があります。
-
クローズ状態である必要があります。
-
オープン・ビジネス・オブジェクトに関連付けることはできません。
-
親顧客対応がある場合、親はクローズ済状態である必要があります。
-
子顧客対応がある場合、子顧客対応はすべてクローズ済状態である必要があります。
相互作用を削除すると、「顧客対応履歴」ページからエントリが削除されます。 このページを使用して、対応するチャット・トランスクリプトおよびラップ・アップ詳細を表示できます。
必要な権限
次の権限があることを確認します。
-
FUSION_APPS_CRM_ESS_APPID
開始する前に
このスケジュール済プロセスをスケジュールする前に、次の内容を確認してください:
-
推奨頻度:
-
頻度は、データ保存要件によって決まります。
-
-
実行時間:
-
このスケジュール済プロセスはすぐに完了します。 ただし、実行時間は、削除されるデータの量によって異なります。
-
-
互換性:
-
このスケジュール済プロセスはパフォーマンスに影響しません。
-
パラメータ
このスケジュール済プロセスにはパラメータがありません。 このスケジュール済プロセスでは、SVC_INTERACTION_RETENTION_DAYS
プロファイル・オプションを使用して、保持ウィンドウのサイズを制御します。
トラブルシューティング情報
この情報を使用して、スケジュール済プロセスのトラブルシューティングを行います。
-
このスケジュール済プロセスが失敗した場合、次回の実行では、指定した保存期間より古いデータが選択および削除されます。
-
顧客対応がパージされない場合は、顧客対応に関連付けられたオープン・ビジネス・オブジェクトがないことを確認します。 また、すべての子顧客対応または親顧客対応がクローズされていることを確認します。