履歴サブジェクト領域をクリック

新しいCRM - CRMクリック履歴サブジェクト領域では、ユーザーのクリックに関するレポートを作成できます。履歴レポートをクリックすると、個人、チームおよび組織がCX Sales and Fusion Serviceで使用しているか使用していないアプリケーションの領域が表示されます。

注意事項

履歴サブジェクト領域を使用する分析を使用する際の注意が必要な動作とベスト・プラクティスがいくつかあります。

このサブジェクト領域には、クリックおよび時間ディメンションの負のレポートが表示されます。これにより、クリックされていないフローおよびクリックがない時間に関するレポートを作成できます。
このサブジェクト領域では、すべての期間のクリックが従業員ディメンションに基づいて表示され、クリックありまたはクリックなしの期間のレポートがサポートされます。年または月のいずれかの期間を含むカスタム・レポートを作成する場合、レポートは特定の期間でフィルタする必要があります。このようなフィルタがない場合、レポートには、時間ディメンションの全100年の結果が表示されます。
最適なパフォーマンスのために、次のことをお薦めします:
1. 特定の年または月の時間フィルタを追加します。時間フィルタは1年を超えることはできません。
2. リソース・フィルタを追加します。
3. 大きなレポートを小さなレポートに分割するようにしてください。

プロファイル・オプションの要件

いずれかの採用機能のユーザーは、採用と使用状況トラッキングを使用するために、いくつかの操作を実行する必要があります。この章の「設定採用および使用状況トラッキング」のトピックを参照してください。クリック履歴サブジェクト領域およびその他のユーザー採用サブジェクト領域のデータおよび分析にアクセスするには、FBI_USER_SYSTEM_USAGE_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTYロールが必要です。クリック履歴データ・ロギングを有効にするには、ORA_ZCA_CH_DISABLEプロファイル・オプション値をいいえに設定する必要もあります。採用の設定と使用状況トラッキングと同じステップに従います。

クリック履歴のESSスケジュール済プロセス

ESSスケジュール済プロセスはすべてのロールに対して自動的にバックグラウンドで実行されますが、すべてのロールがスケジュール詳細を管理できるわけではありません。クリック履歴スケジューリングでは、営業管理者、営業部長および営業マネージャのロールが有効になり、クリック履歴パージ・プロセスおよびユーザー分析クリック・マッピング翻訳ESSジョブにアクセスできます。カスタム・ロールは、そのロールにPopulate Click Description Process権限を割り当てる必要があります。設定する場合、または新しい言語を有効にする場合は、ユーザー分析クリック・マッピング翻訳ジョブを1回実行する必要があることに注意してください。クリック履歴のスケジュール済プロセスの詳細は、第5章の「分析のスケジュール済プロセス」を参照してください。

履歴サブジェクト領域のデータ・ソースをクリック

クリック履歴サブジェクト領域には、アプリケーション・フロー、チャネルおよびクリック履歴詳細の3つの新しい情報領域があります。これらの各領域には、レポートに使用される主要なフィールドとファクトがあります。

この表は、応募フローの領域を示しています。アプリケーション・フローは、通常はタスクまたはアクティビティを表すアプリケーションの領域です。

応募フロー・フィールド	フィールドの説明
説明	クリック・イベントの説明。
摘要コード	説明フィールドの言語に依存しないバージョン。
フロー名	クリックが発生したフローの名前。
フロー名コード	言語に依存しない「アプリケーション名」フィールドのバージョン。

この表は、チャネル・フローの領域を示しています。チャネル・フローは、web、モバイル、Office 365など、アプリケーションへのアクセスに使用される手段を表します。

チャネル・フロー・フィールド	フィールドの説明
チャネル名	クリックのチャネルの名前。 History only reports on clicks in the WEB channelをクリックします。
チャネル・コード	言語に依存しない「チャネル名」フィールドのバージョン。

この表は、クリック履歴の詳細領域の領域を示しています。この領域は、ユーザーが参照している内容と、次のクリックまでにそのまま保持した時間を示しています。

クリック履歴詳細フィールド	フィールドの説明
アプリケーション名	クリックが発生した、CRMやHCMなどのアプリケーション。
アプリケーション名コード	言語に依存しない「アプリケーション名」フィールドのバージョン。
レンダリング時間	クリックしたためにUIが更新にかかった時間(ミリ秒)。
合計時間	レンダリング時間に、クリックしたためにレスポンスを返すのに要したネットワーク時間またはサーバー時間を加えた値。
ユーザー・インタフェース要素	クリックされたUI要素のタイプ。
ユーザー・インタフェース要素コード	言語に依存しない「ユーザー・インタフェース要素」フィールドのバージョン。
ユーザー・リージョン	クリックが発生したリージョンまたは国。

この表は、ファクトの領域を示しています。この領域のファクトは、クリック履歴データのメトリックおよび測定です。

ファクト	ファクト摘要
クリック数	クリック数は、結果に返されたクリック数です。
平均クリック・レンダリング時間	結果に返されるクリックの平均レンダリング時間。これは、「レンダリング時間」フィールドの平均です。
平均クリック合計時間	結果に返されたクリックの平均合計時間。これは、「合計時間」フィールドの平均です。