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分析のデータ構造

Oracle Business Intelligenceリポジトリには、どの列(つまりデータ)を分析に含められるかと、各列のデータのソースを定義するメタデータが収められています。 このリポジトリは、列を収めたフォルダが格納されているサブジェクト領域で構成されています。

ノート:

Oracle BIリポジトリは、レポート用のデータ・ソースとしても使用できます。

次の表で、3つのタイプの列について説明します。

列タイプ

説明

列タイプのアイコン

ファクト

何かのメジャーを提供します(値が数値であることを意味します)。

合計

黄色の定規

属性

ビジネス・オブジェクトに関する情報を表し、その値は日付、IDまたはテキストです。

開始日

グレーの紙

階層

階層状に編成されたデータ値を保持します。

次のサブレベルを持つ時間

  • 四半期

列: 青色の正方形の階層

サブレベル: 青または白の四角形

サブジェクト領域

分析を作成するときには、まずサブジェクト領域を選択します。サブジェクト領域には、特定のビジネス・オブジェクトまたはビジネス・エリアに関連する列が含まれています。 次に、サブジェクト領域内のフォルダを開き、分析に含める列を見つけます。

フォルダ

各サブジェクト領域に、1つのファクト・フォルダと複数のディメンション・フォルダがあります。 フォルダにはサブフォルダが含まれている場合があります。

  • ファクト・フォルダ:

    • ファクト列が格納されます。

    • 通常は、フォルダのリストの最下部にあり、サブジェクト領域の名前と同じような名前が付けられています。

  • ディメンション・フォルダ:

    • 属性および階層列が格納されます。

    • サブジェクト領域内でファクト・フォルダと結合されています。

      たとえば、ディメンション・フォルダから通貨属性を分析に含めると、結果に通貨が表示されます。 合計ファクトも追加した場合は、通貨と合計の両方を含むレコードのみが分析に含まれるようになります。 追加する列が多くなるほど、分析の問合せセットは小さくなります。

    • 複数のサブジェクト領域に含まれる共通フォルダまたは共通ディメンションである場合があります。

      ノート:

      分析に複数のサブジェクト領域からの列を含める場合は、次のようにしてください。

      • それらのサブジェクト領域のすべてに共通するディメンション・フォルダの列のみ含める必要があります。 そのような列が少なくとも1つ必要です。

      • それらの各サブジェクト領域のファクト・フォルダからの列を1つ含める必要があります。