サブスクリプション・プロファイルの作成および管理
サブスクリプション・プロファイルは、価格設定および請求戦略とレイアウト・テンプレートで構成されます。
サブスクリプション・プロファイルには、サブスクリプションの請求スケジュールを決定する一意の属性があります。 設定ユーザーとして、営業担当がサブスクリプションの作成時に使用できるサブスクリプション・プロファイルを作成できます。 たとえば、請求ルールとして前払い請求書を選択した場合、期間が開始する前に請求が行われることが保証されます。 サブスクリプションがドラフト・ステータスの場合は、請求属性を変更できます。
サブスクリプション・プロファイルには、売掛管理で共通セットとして作成されたトランザクション・タイプのみが表示されます。 特定のビジネス・ユニット参照データ・セットで作成されたトランザクション・タイプは、サブスクリプション・プロファイルをビジネス・ユニットと関連付けることができないため、サブスクリプション・プロファイルに表示されません。
サブスクリプション・プロファイルの作成は、次の手順に従います。
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            設定ユーザーとしてサイン・インします。 
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            「サブスクリプション管理」作業領域にナビゲートします。 
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            「サブスクリプション構成」ページで、「サブスクリプション構成」タブをクリックします。 
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            「サブスクリプション・ルールの管理」をクリックします。 
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            「サブスクリプション・プロファイル」サブタブをクリックします。 
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            「作成」をクリックします。 
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            「サブスクリプション・プロファイルの作成」ページで、プロファイル名を入力します。 
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            価格設定および請求情報を入力します。 このセクションは、サブスクリプションの請求スケジュールおよび価格設定詳細を指定する属性で構成されます。 この表では、価格設定パラメータと請求パラメータについて説明しています。 パラメータ 摘要 請求サービス オプションは、「請求」、「請求しない」、「更改時に請求」です。 ノート:請求サービスはサブスクリプション・ヘッダー・レベルでのみ適用され、製品レベルでこのオプションを選択することはできません。 Oracle Account Receivablesを使用してレガシー・サブスクリプション請求を行うシナリオでは、契約更改までは、最初に「請求しない」を選択できます。 更改時に、「更改時に請求」を選択できます。 Oracle Account Receivablesを使用してレガシー・サブスクリプション請求を行わないシナリオでは、「請求しない」を選択できます。 請求ルール 支払請求書は、前払い形式または後払い形式で選択できます。 請求頻度 請求期間として、月、年、四半期および年を選択できます。 請求日 「期間開始」、「期間終了」、「日付」および「オフセット」から選択できます。 たとえば、「期間開始」を選択すると、定義された期間の開始時に請求が行われます。 「オフセット」を選択した場合、オフセットに定義された日数の後で請求が開始されます。 請求書日付は請求日によって管理されます。 たとえば、請求日を「期間開始」に設定すると、請求日は常に請求期間の開始時になります。 場合によっては、請求書を事前に準備して、請求日またはそれより前に顧客に送るため、売掛/未収金に請求書を3日間早く送信することがあります。 会計基準 これを選択して、収益認識ルールを決定できます。 トランザクション・タイプ これを選択して、請求が請求書かクレジット・メモかを決定できます。 Account Receivablesの「超過消込」フィールドでは、クレジット・メモ金額を制御できません。 支払条件 即時、月の最終日、10日期日など、様々なタイプの支払方法を選択できます。 これは、顧客が支払う必要がある期日を示します。 サブスクリプション・プロファイルは、共通セットで定義された支払条件のみをサポートしていることに注意してください。 ただし、代替ソリューションとして、サブスクリプション・レベルでは、共通セットにない支払条件を選択できます。 UIの「支払条件」フィールドを有効にするには、アプリケーション・コンポーザからページ・レイアウトにフィールドを追加します。 請求システム 請求システムの値は、 Oracle FusionまたはThird Partyです。- 
                                 請求システムが Oracle Fusionの場合、請求インタフェース・エラーが適切なスケジュール・プロセスのログ・ファイルに書き込まれます。 Oracle Subscription ManagementとOracle Account Receivablesの間にはマッピングが存在します。
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                                 請求システムが Third Partyの場合、請求インタフェース・エラーは請求行に書き込まれます。 これらのエラーは、BIレポートで表示できます。
 Oracle Account Receivablesに送信できるのは、明細情報、ヘッダー情報、対象レベル属性および請求明細属性です。 期間開始 サービスを開始した日付(「サービス開始」または「カレンダ月」)から請求期間を開始するよう選択できます。 期間タイプ 「実績」または「固定」を選択して、月の日数と固定期間(30日など)のどちらに基づいた請求期間にするかを決定します。 クローズ・クレジット方法 「クレジットありで按分」、「クレジットなしで按分」、「フル」のいずれかを選択して、一部またはすべての手数料を終了時に払戻し処理として放棄するかどうかを決定できます。 請求書テキスト 売掛/未収金アプリケーションにより請求書の摘要を処理するには、サブスクリプション請求書テキストの属性を追加する必要があります。 これには、「手数料名」、「品目名」、「請求日: 自」、「請求日: 至」などが含まれます。 カバレッジ請求書テキスト 売掛/未収金アプリケーションにより請求書の摘要を処理するには、カバレッジ請求書テキストの属性を追加する必要があります。 これには、「資産番号」、「品目名」、「請求日: 自」、「請求日: 至」などが含まれます。 サブスクリプション明細採番の自動化 このフィールドを選択すると、サブスクリプション製品の明細番号が自動的に生成されます。 請求ルール、請求頻度および請求日の組合せによって、サブスクリプションの請求スケジュールが決まります。 
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            「契約レイアウト・テンプレート」セクションで、レイアウト・テンプレートおよび言語を選択します。 
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            「保存してクローズ」をクリックします。