対顧客勘定クレジット・メモの作成

サブスクリプション・プロファイル・ページの「クレジット・メモ・オプション」フィールドを使用すると、サブスクリプションのクローズまたは修正時に、対顧客勘定クレジット・メモを自動的に作成できます。

「クレジット・メモ・オプション」フィールドには3つの値があります。

対請求書: 請求書の支払の有無にかかわらず、サブスクリプション請求明細請求書に関連するクレジット・メモが作成されます。
対顧客勘定: 請求書の支払の有無にかかわらず、対顧客勘定クレジット・メモが作成されます。
混合:請求書が支払われていない場合はサブスクリプション請求明細請求書に関連するクレジット・メモが作成され、支払われている場合は対顧客勘定クレジット・メモが作成されます。

アプリケーションでは、修正またはクローズの影響を受ける請求書が全額支払済かどうかがチェックされます。その後、「クレジット・メモ・オプション」フィールドの値に基づいてクレジット・メモを作成します。

サブスクリプション・プロファイルに基づいて、サブスクリプション管理から対顧客勘定クレジット・メモを発行できます。これにより、請求書が全額支払済かどうかに基づいて、対顧客勘定クレジット・メモおよび請求書に対するクレジット・メモを優先的に作成できます。

注意事項:

売掛管理で定義されたトランザクション・タイプの「超過消込の許可」プロパティは、サブスクリプション管理では考慮されません。
クレジット・メモ明細がARにインタフェースされた時点で支払われておらず、しかも実績CMが作成される前に支払われた場合、超過消込エラーが発生する可能性があります。超過消込を許可するように構成するか、クレジット・メモ金額を減らしてから再度インポートできます。
1つのバッチに異なるサブスクリプション/同じサブスクリプションの異なるサブスクリプション製品から作成された複数のクレジット・メモがあり、請求書に対して消し込まれた場合、超過消込エラーが発生する可能性があります。超過消込を許可するように構成するか、クレジット・メモ金額を減らしてから再度インポートできます。
一部の対請求書クレジット・メモが発行された後にサブスクリプション・プロファイル「クレジット・メモ・オプション」の値を「対顧客勘定」に変更した場合、クレジット・メモは再発行できません。