ソース・システムの設定
ソース・システムを設定して、他のシステムからアプリケーションにデータをインポートし、インポートするデータのソースを識別します。
組織(アカウント)および個人(担当者)データをインポートする前に、ソース・システムを設定する必要があります。 次のステップではソース・システム確度を設定し、特定のソース・システムの特定の組織(アカウント)属性または個人(担当者)属性(標準またはカスタム)について、相対的な確度を決定します。 これにより、マージ操作中にマスター・レコードの最も信頼性の高いソースのデータを保存できます。 ソース・システム確度の管理のトピックを参照してください。
ソース・システムがスポーク・システム(レガシー・システムなど)か、購買システム(サードパーティ・プロバイダからのデータなど)かを指定できます。 ソース・システムからインポートするエンティティのタイプを指定することもできます。 たとえば、組織(アカウント)や個人(担当者)などの取引先コミュニティ・メンバーをインポートするようにソース・システムを設定できます。
「ソース・システム・エンティティの管理」タスクで複数のソース参照を選択して、複数のソース・システム・レコードを単一レコードにマップできます。
Vision Corpというソフトウェア企業の例を考えます。この企業はFirst Software社とSoftgear社というソフトウェア企業2社を買収し、それらの顧客を獲得しました。 次の3つのソース・システムを設定する必要があります。
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Vision Corp.
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Softgear
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First Software
これらのソース・システムを次のように設定します。
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「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
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オファリング: 顧客データ管理
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機能領域: 取引先コミュニティ基盤
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タスク: 取引先コミュニティ・ソース・システムの管理
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「処理」メニューから「作成」をクリックします。 「ソース・システムの作成」UIページが表示されます。
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次の情報を入力します。
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コード: VC
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名前: Vision Corp.
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タイプ: スポーク
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ソース・システムで取引先コミュニティ・メンバーを有効にします。 ビジネス要件に応じて、他のエンティティ・タイプも有効にできます。
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「保存して別の作成」をクリックします。
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次の情報を入力します。
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コード: SG
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名前: Softgear
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タイプ: スポーク
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ソース・システムで取引先コミュニティ・メンバーを有効にします。 ビジネス要件に応じて、他のエンティティ・タイプも有効にできます。
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「保存して別の作成」をクリックします。
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次の情報を入力します。
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コード: FS
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名前: First Software
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タイプ: スポーク
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ソース・システムで取引先コミュニティ・メンバーを有効にします。 ビジネス要件に応じて、他のエンティティ・タイプも有効にできます。
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「保存してクローズ」をクリックします。