Groovyスクリプトを使用したマージの構成方法
マージ・リクエストは、次のことを行うためのロジックの構成で構成されます:
-
識別された一連の重複からどのレコードをマスター・レコードとして指定するかを決定します。 これは、「マスター・レコードの設定」ルールを構成することで設定できます。
-
重複のセット全体から、マスター・レコードに含める必要がある属性値インスタンスを決定します。 これは、「属性値の設定」ルールを構成することで設定できます。 「マスター・レコードの設定」ルールと「属性値の設定」ルールは、まとめて「生存ルール」と呼ばれます。
-
マージが禁止される条件のいずれかに違反しているかどうかを判断します。 これは、「契約」ルールを構成することで設定できます。
リンクされたレコードは、データ・レジストリ内で一意のレコードとして処理され、それら自体の一意識別子を持ちます。 マージには、重複レコードを1つの新規マスター・レコードに結合する作業が含まれます。
「重複解決簡易プロファイル・オプション」のトピックで説明するプロファイル・オプションをいくつか構成し、アプリケーション・コンポーザでスクリプトを指定することで、Groovyスクリプトを使用して重複解決を設定できます。
アプリケーション・コンポーザでGroovyスクリプトを使用して、生存ルールおよび契約ルールを簡単に設定できます。 Groovyスクリプトを使用せずに生存ルールおよび契約ルールをすでに定義している場合は、それらをGroovyスクリプトに増分形式で移行できます。 たとえば、マスターの設定ルールにもGroovyスクリプトを使用しているときに、既存の契約ルールの使用を継続できます。