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関係タイプ

関係タイプは、関係の性質や目的を決める関係フレーズおよびロールをカテゴリ化するものです。 サブジェクトとオブジェクトのロール、ビジネス・ルール、関係を表すフレーズなど、関係の各種側面は、関係タイプで定義します。

関係タイプを使用して、2つの異なるパーティ間の関係を定義します。 関係タイプは、「関係タイプの管理」タスクを使用して管理できます。

関係タイプの構成要素は次のとおりです。

  • 関係フレーズのペアとロールのペア

  • 関係特性

関係フレーズのペアとロールのペア

関係タイプには、関係フレーズのペアとロールのペアが含まれています。 これらのペアにより、次の表に示すように、関係する2つのパーティの相互のロールが決まります。

ペア

目的

関係の方向の有無

「雇用」関係タイプの例

ロールのペア

エンティティのロールを表します。

いいえ

「従業員」と「事業主」。

たとえば、Billは「従業員」ロールを持ち、Oracleは「事業主」ロールを持ちます。

関係フレーズのペア

エンティティの相関ロールを表します。

はい

「従業員」と「事業主」。

たとえば、BillはOracleの従業員です。

関係特性

関係タイプには、その使用方法を定義したルールが含まれています。

関係タイプを定義する際には、関係を次のいずれかとして定義できます。

  • 循環

  • 自己関連

次の表に、これらの特性の説明を示します。

関係特性

摘要

循環

2つのパーティ間の関係がループを形成します。

「競合相手」関係タイプは、2つの組織パーティを結び付けます。 このシナリオでは、ABC CorpはXYZ Corpの競合相手であり、同様にXYZ CorpはABC Corpの競合相手です。

自己関連

関係のサブジェクトとオブジェクトが同一です。

「子会社」関係タイプは、子組織ABCを親組織XYZと結び付けます。 同様に、親組織XYZは、同じ関係タイプを使用してそれ自体に子会社として結び付けられます。