基盤プロファイル・オプション
基盤プロファイル・オプションでは、地理、Oracle Account and Contact Enrichment by Dun & Bradstreet (D&B)、住所書式などの様々な機能を構成します。
次の表は、基盤プロファイル・オプション、説明、デフォルト値、およびこれらのプロファイル・オプションがアプリケーションの様々な部分に与える影響を示しています。
これらのプロファイル・オプションの詳細を表示する手順は、次のとおりです。
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作業領域をクリックします。
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「タスク」メニューをクリックし、「検索」をクリックします。 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して開きます。
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プロファイル・オプション・コードを使用して検索します。
これらのプロファイル・オプションのデフォルト値を変更する手順は、次のとおりです。:
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作業領域をクリックします。
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「タスク」メニューをクリックし、「検索」をクリックします。 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して開きます。
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プロファイル・オプション・コードを使用して検索します。
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プロファイル値を変更します。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプション名 |
デフォルト値 |
摘要 |
影響 |
関連トピック |
---|---|---|---|---|---|
HZ_UPDATE_STD_ADDRESS |
更新標準化住所使用可能 |
いいえ |
郵送先情報を使用してすでに標準化された更新住所を使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
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HZ_POST_IMPORT_GNR_INVOKE |
インポート後の住所検証 |
Y |
地理データ・インポート後に地理名参照(GNR)プロセスを実行します。 このプロファイル・オプション値の推奨値はNです。 これによりインポートのパフォーマンスが向上します。 これをNに設定すると、すべてのインポートに対してGNRプロセスは起動されません。 |
このプロファイル・オプションは、ファイルベース・インポート(大量インポートで使用)およびインポート管理に適用可能です |
「住所の地理をマスター地理と照合して検証し、ネーミング参照を生成するにはどうすればよいですか。」を参照してください |
HZ_ORGANIZATION_PROFILE_INDEX_THRESHOLD |
組織プロファイル索引しきい値 |
10 |
その数を超えると、パフォーマンス向上のために組織プロファイル履歴情報がセカンダリ表に自動的に非正規化されるプロファイル履歴レコード数を指定します。 |
このプロファイル・オプションはRESTに適用可能です |
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HZ_INVOKE_OBJ_WF_ON_TRACKING |
子エンティティ・ロールアップ使用可能 |
はい |
親レコードに変更があることを示すには、このプロファイル・オプションを有効にします。 つまり、子が更新されるたびに、親レコードは更新済としてマークされます。 |
このプロファイル・オプションは、スケジュール済プロセス、アプリケーションUI、RESTに適用可能です |
イベント・トラッキングの構成を参照 |
HZ_GENERATE_PARTY_NUMBER |
パーティ番号生成 |
自動採番、更新は許可 |
請求アカウント番号などのパーティ番号を自動的に生成する必要があるかどうかを指定します。 パーティ番号を後で更新できるかどうかも指定できます。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUI、RESTに適用可能です |
第三者標準支払インタフェースの設定を参照 |
HZ_ENABLE_EVENT_TRACKING |
複合イベント・トラッキング使用可能 |
はい |
顧客および連絡先エンティティに対する複合イベント・トラッキングを使用可能にします。 これにより、エンティティに対する変更がトラッキングされ、エンティティが変更されるたびにイベントが呼び出されるようになります。 |
このプロファイル・オプションは、スケジュール済プロセス、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
イベント・トラッキングの構成を参照 |
HZ_AUTO_SITE_NUMBERING |
サイト使用識別子の生成 |
自動採番、更新は不許可 |
サイト使用識別子がどのように生成されるかと、アカウント・サイト使用の作成または編集時にその識別子を更新できるかどうかを選択します。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
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HZ_AUTO_LOG_INTERACTIONS |
コール顧客対応ロギング使用可能 |
いいえ |
コール・アクションの使用時に顧客対応ログへの通話の追加を使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
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ORA_HZ_RES_ENABLE_MGR_END_UNCOND |
リソース・マネージャの無条件の終了可能 |
N |
検証なしでマネージャのロールを持つリソースに対して組織メンバーシップ終了日を許可します。 マネージャを移動する前に、すべてのレポートを移動する必要はありません。 このオプションを使用可能にするには、この値をYに設定します。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUI、RESTおよびインポート管理(リソース・オブジェクトのみ)に適用可能です |
参照: |
ORA_HZ_PURGE_MIN_AGE |
非アクティブ・データのパージの最小しきい値 |
30 |
非アクティブ・レコードがパージされるまでの最小日数を指定します。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIに適用可能です |
参照: |
ORA_HZ_INCLUDE_REGIONAL_COUNTRY |
住所書式に国を含める |
いいえ |
国を含める住所書式機能を使用可能にします。 国を含めるには、値を「はい」に設定する必要があります。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIに適用可能です |
See, 「選択した国に応じて異なる担当者住所フィールドを設定する方法は?」 |
ORA_HZ_GEO_HIERARCHY_LIMIT |
100000 |
各親ノードで地理要素の処理が可能な、ノード最大数を指定します。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびインポート管理(地理オブジェクトのみ)に適用可能です |
参照: | |
ORA_HZ_ENABLE_PURGE |
非アクティブなデータのパージ使用可能 |
N |
「パーティ・パージ・アクティビティの管理」タスクを使用して、非アクティブな状態のデータのパージを使用可能にします。 「パーティ・パージ・アクティビティの管理」タスクを使用して、非アクティブなデータをパージするためのフィルタ基準を指定する必要があります。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIに適用可能です |
See, 「非アクティブ・データのパージ」 「非アクティブなデータをパージするにはどうすればよいですか。」 |
ORA_HZ_ENABLE_MPLCRI_ACTIVE_WORKER |
現在のアクティブな就業者のMPLCRIジョブに対する同期使用可能 |
いいえ |
現在のアクティブな就業者の「パーティおよび事業所の現在のレコード情報の保守」バッチ・ジョブに対する同期を使用可能にします。 Nに設定すると、現在のアクティブな就業者は個人パーティと同期されません。 このプロファイル・オプションは、パーティおよび事業所の現在のレコードの保守スケジュール済プロセスに関連付けられています。 アクティブな就業者を同期するには、このプロファイル・オプションORA_HZ_ENABLE_MPLCRI_ACTIVE_WORKERを「Y」に設定する必要があるとともに、HRC_DISABLE_HCM_EVENTS_PROCESSINGプロファイル・オプションを「はい」に設定する必要があります。 詳細は、「パーティおよび事業所の現在のレコード情報の保守プロセスを使用する必要があるのはなぜですか。」を参照してください。 |
このプロファイル・オプションはスケジュール済プロセスに適用可能です |
see, 「パーティおよび事業所の現在のレコード情報の保守プロセスを使用する必要があるのはなぜですか。」 |
ORA_HZ_ENABLE_DAAS_LOQATE |
DaaS GBG | Loqateデータ・インポート使用可能 |
はい |
DaaS GBG | Loqate地理情報のインポートを使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションは、スケジュール済プロセス、アプリケーションUIおよびインポート管理に適用可能です |
参照: 「Nokia地理データのインポート方法」 |
ORA_HZ_DAAS_GEO_ENDPOINT |
DaaS地理サーバー・エンドポイント情報 |
|
ホスト名およびポート番号など、DaaS地理サーバーのエンドポイント情報を指定します。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です | |
HZ_TIMEZONE_POPULATION_ENABLED |
タイム・ゾーン移入使用可能 |
いいえ |
「事業所の緯度および経度情報の移入」スケジュール済プロセスからゾーン詳細を含む担当者レコードの更新を使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションはスケジュール済プロセスに適用可能です |
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HZ_SHARE_LOCATIONS |
事業所共有モード |
すべてのパーティ間で共有 |
異なる個人および組織間で事業所を共有できるかどうかを選択します。 |
このプロファイル・オプションはファイルベースのインポートに適用可能です。 このプロファイル・オプションは、インポート管理には適用できません。 |
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HZ_RS_DEF_START_DATE |
リソース開始日デフォルト |
現在の日付 |
デフォルト開始日はリソースが作成された日付になるか、リソースの雇用開始日になるかを選択します。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIに適用可能です。 このプロファイル・オプションは、インポート管理およびリソース・ユーザーRESTには適用できません。 |
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HZ_RESOURCE_ALLOW_CUSTOMIZATION |
リソース・デスクトップ・ページ用アプリケーション・コンポーザ使用可能 |
いいえ |
アプリケーション・コンポーザでOracle CX Sales Resourceデスクトップ・ページへのアクセスを使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIに適用可能です |
「リソース・ディレクトリのデスクトップ・ページを有効にするにはどうすればよいですか。」を参照してください |
HZ_LANG_FOR_COUNTRY_DISPLAY |
国表示の言語 |
国名の国際住所への翻訳に使用するデフォルト言語を指定します。 通常はアイテムの郵送元の国の言語です。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
||
HZ_GEOCODING_BATCH_SIZE |
地域コード・サブプロセスのバッチ・サイズ |
1000 |
各バッチ・サブプロセスで地域コードの処理が可能な、事業所最大数を指定します。 |
このプロファイル・オプションはスケジュール済プロセスに適用可能です | |
HZ_GENERATE_PARTY_SITE_NUMBER |
パーティ・サイト番号生成 |
自動採番、更新は不許可 |
パーティ・サイト番号がどのように生成されるかと、パーティ・サイト住所の作成または編集時にそのサイト番号を更新できるかどうかを選択します。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
「アカウントおよび担当者の必須住所オプションを設定するにはどうすればよいですか?」を参照してください |
HZ_GENERATE_CUSTOMER_NUMBER |
顧客アカウント番号生成 |
自動採番、更新は不許可 |
顧客アカウント番号がどのように生成されるかと、顧客アカウントの作成または編集時にその番号を更新できるかどうかを選択します。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
|
HZ_GENERATE_CONTACT_NUMBER |
担当者番号生成 |
自動採番、更新は不許可 |
担当者番号がどのように生成されるかと、担当者の作成または編集時にその番号を更新できるかどうかを選択します。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
|
HZ_ENABLE_VO_SECURITY |
VOベースのセキュリティ使用可能 |
いいえ |
保護されたPartyEOを使用するすべてのオブジェクトについて、VOベースのセキュリティを使用可能にしてデフォルトのEOベースのセキュリティを上書きします。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
|
HZ_ENABLE_MULTIPLE_BU_CRM |
複数ビジネス・ユニット使用可能 |
はい |
Oracle Fusion Customer Relationship Managementの複数ビジネス・ユニット機能を使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIに適用可能です |
営業のビジネス・ユニット・プロファイル・オプションの設定、ビジネス・ユニットの定義を参照 |
HZ_ENABLE_ENTITY_EVENTS |
エンティティ・レベル・イベント使用可能 |
はい |
アカウント・エンティティ、連絡先エンティティ、世帯主エンティティのエンティティ・レベル・イベントを使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションは、スケジュール済プロセス、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
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HZ_ENABLE_CLICK_TO_DIAL |
クリックしてダイヤル使用可能 |
はい |
電話番号をクリックして自動ダイヤルを使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIに適用可能です |
|
HZ_ENABLE_BUSI_VALID |
ビジネス・キー検証使用可能 |
いいえ |
携帯、URL、Eメールなどの重複した連絡先をチェックするビジネス・キー検証ルールを使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションはRESTに適用可能です |
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HZ_DEFAULT_NAME_STYLE |
名前形式デフォルト |
連結名前 |
名前書式用のデフォルト形式を指定します。 |
このプロファイル・オプションは、スケジュール済プロセス、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
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HZ_DEFAULT_BU_CRM |
顧客関係管理ビジネス・ユニット・デフォルト |
Vision Operations |
Oracle Fusion Customer Relationship Managementのデフォルト・ビジネス・ユニットを指定します。 |
このプロファイル・オプションはRESTに適用可能です |
営業のビジネス・ユニット・プロファイル・オプションの設定、ビジネス・ユニットの定義を参照 |
HZ_DEFAULT_ADDR_STYLE |
住所形式デフォルト |
郵送先住所 |
住所書式用のデフォルト形式を指定します。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です | |
HZ_AUTOMATE_RESOURCE_CREATION |
自動リソース作成使用可能 |
いいえ |
ユーザー介入のない従業員作成プロセスからのリソースの自動作成を使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIに適用可能です |
「Oracle HCMジョブをロールにマップするにはどうすればよいですか。」を参照してください |
HZ_ALLOW_MULTIPLE_SELLTO |
複数販売先住所使用可能 |
いいえ |
データ・インポート・プログラムを使用して、パーティの複数販売先住所作成を使用可能にします。 このプロファイル・オプションを顧客が使用することはできません。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
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HZ_ADDRESS_DISABLE_ALT_NAMES |
代替住所名の非表示 |
いいえ |
住所の値リストの代替名を非表示にします。 このオプションを使用可能にすると、住所のプライマリ地理名のみが表示されます。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIに適用可能です |
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HZ_GNR_NUM_OF_WORKERS |
指定された地理名参照要求のワーカー数 |
1 |
「住所の地理をマスター地理に対して検証」スケジュール済プロセスのサブプロセス数を決定します。 |
このプロファイル・オプションはスケジュール済プロセスに適用可能です |
地理検証のベスト・プラクティスを参照 |
ZCA_SA_AUTO_ASSIGN_ON_UPDATE |
更新時の販売アカウント自動割当使用可能 |
いいえ |
販売アカウントが更新された後のテリトリ・ベースの自動割当処理を使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションは、スケジュール済プロセス、アプリケーションUIおよびRESTに適用可能です |
自動アカウント割当を有効にする方法、インポート済アカウントの自動割当の有効化を参照 |
HZ_GNR_COMMIT_SIZE |
地理名参照プロセスでレコードをコミットするためのバッチ・サイズ |
N/A |
地理名参照プロセスでレコードをコミットするためのバッチ・サイズ |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUI、スケジュール済プロセス、ファイルベース・インポートおよびインポート管理に適用可能です。 |
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ORA_HZ_IMPORT_MULTI_ADDRESS_TYPE |
複数のアドレス・タイプのインポート処理使用可能 |
はい |
アカウント、担当者、住所、組織および個人オブジェクトに対して複数の住所タイプの処理を使用可能にします。 |
このプロファイル・オプションはインポート管理に適用可能です |
「世帯データのインポート」 「アカウント・データをインポートするにはどうすればよいですか。」 「担当者データをインポートするにはどうすればよいですか。」を参照してください |
ORA_HZ_RES_ENABLE_SKILLS |
「リソース詳細」ページの「スキル」セクション使用可能 |
いいえ |
リソース・ディレクトリおよび「リソースの管理」タスクの「リソース詳細」ページで「スキル」セクションを使用可能にします。 有効な値は「はい」と「いいえ」で、デフォルト値は「いいえ」です。 |
このプロファイル・オプションは、アプリケーションUIに適用可能です |
リソース・ページで「スキル」および「評価」タブを有効にする方法を参照 |