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  2. 選択した国に応じて異なる担当者住所フィールドを設定する方法は?
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選択した国に応じて異なる担当者住所フィールドを設定する方法は?

選択した国に応じて、住所フォーマットを使用して異なる住所フィールドを作成する必要があります。

住所形式の書式を作成するには:

  • 住所形式の書式と住所形式の指定

  • 書式変動レイアウトの作成

  • ロケールの割当て

この例では、カナダ郵送先住所を書式設定する住所形式を作成します。

住所形式の書式名の作成と住所形式の指定

住所形式の書式を作成し、住所形式を指定するには:

  1. 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。

    • オファリング: 顧客データ管理

    • 機能領域: 取引先コミュニティ基盤

    • タスク: 住所書式の管理

  2. 「住所書式の管理」ページで、処理メニューから「作成」をクリックします。

  3. 「住所形式の書式の作成」ページで、次の表に示すように、「概要」セクションのフィールドに値を入力します。

    フィールド

    値

    コード

    CA_POSTAL_ADDR

    Name

    カナダ郵送先住所書式

    住所形式

    郵送先住所

    デフォルト

    いいえ

  4. 「保存」をクリックします。

書式変動レイアウトの作成

書式変動レイアウトを作成するには:

  1. 「住所形式の書式の作成」ページの「書式」セクションで、「書式レイアウト」タブをクリックします。

  2. 「書式変動」セクションで、「処理」メニューから「追加」を選択します。

  3. 「変動」フィールドに変動ランクを入力します。

    ノート:

    変動番号は変更できません。 「住所の作成」および「住所の編集」フォームを指定する場合は、ランクに関係なく、常に変動値1を使用します。 読取り専用書式設定済住所(単一行または複数行)を指定する場合は、最高ランクの変動を使用します。

  4. 「書式変動レイアウト」セクションで、「処理」メニューから「追加」を選択します。

  5. 次の表に示すフィールドに値を入力します。

    フィールド

    値

    明細

    1

    位置

    1

    プロンプト

    住所行1

    住所要素

    住所行1

    必須

    はい

    大文字

    いいえ

  6. 次の表に示す別の住所行を作成します。

    フィールド

    値

    明細

    2

    位置

    2

    プロンプト

    市区町村

    住所要素

    市区町村

    必須

    はい

    大文字

    はい

  7. 「市区町村」住所行で「展開」をクリックし、「前方空白行」に値1を入力します。

  8. 必要な数の住所行を作成できます。 住所行の前または後に空白行およびデリミタを入力する場合は、「展開」をクリックします。 このセクションでは、「属性変換機能」を使用して、国属性値の表示方法を指定することもできます。 属性変換機能では、次の2つの関数がサポートされます。

    • hz_format_pub.get_tl_territory_name(COUNTRY)

    • hz_format_pub.get_neu_country_code(COUNTRY)

    これらの関数は表示形式、つまり住所データが1つのフィールドに書式設定される読取り専用形式でのみ使用します。 そのような形式の例としては、概要ページやリスト内の複数アドレスのセクションなどがあります。 これらの関数を詳しく見てみましょう:

    • hz_format_pub.get_tl_territory_name(COUNTRY): 国の国コードを名前に変換します。 たとえば、MXはメキシコに変換されます。 国は、ユーザー・プロファイルに設定されている言語で表示されます。 ORA_HZ_INCLUDE_REGIONAL_COUNTRYプロファイル・オプションのプロファイル値が「はい」に設定され、ユーザー・プロファイルに設定された国名が国属性値と同じ場合は、国名が表示されます。 ORA_HZ_INCLUDE_REGIONAL_COUNTRYプロファイル・オプションのプロファイル値が「いいえ」に設定され、ユーザー・プロファイルに設定された国名が国属性値と同じ場合は、国名が表示されません。 プロファイル値を変更するには、「設定および保守」作業領域の次の場所に移動します。

      • オファリング: 営業

      • 機能領域: 営業基盤

      • タスク: 管理者プロファイル値の管理

    • hz_format_pub.get_neu_country_code(COUNTRY): 北ヨーロッパの国の国コードを、書式設定された住所の郵便番号の前にあるコードに変換します。 たとえば、フランスの場合は、Fが郵便番号の前に置かれています。 Bはベルギー、Dはドイツに使用されます。

      ノート:

      北ヨーロッパの郵便番号のテリトリ・コードおよびそのプリフィクスの詳細は、「各国のシード済住所書式」のトピックを参照してください。

    ノート:

    新しい住所形式の書式を作成する際は、事前定義された住所形式の書式のように、各コンポーネントに変換関数が存在することを確認してください。 変換機能は翻訳に影響する場合があります。

ロケールの割当て

住所形式の書式は地理的位置に割り当てられます。 ロケールは、territory_codeと住所形式の書式間のマッピングを提供します。

住所形式の書式をロケールに割り当てるには:

  1. 「住所形式の書式の作成」ページの「書式」セクションで、「ロケール割当」タブをクリックします。

  2. 「処理」メニューから「新規」を選択します。

  3. 住所形式の書式に対して国を選択します。 複数の国を書式に割り当てることができます。

  4. 「保存してクローズ」をクリックします。

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