契約ルールの管理方法

契約ルールは、マージ要求がアプリケーションによって拒否されるかどうかを決定するために定義されているパターンおよび条件の集合です。これらのルールに違反したマージ要求は自動的に拒否されるか、エラーになります。

契約ルールの例として、CUST_CONTACT_DIFF_RESOURCE_ORG_VETOがあります。これは、2者のパートナーにより所有される別々のリソース組織に所属する連絡先がマージされないようにします。

「設定および保守」作業領域で契約ルールを作成および編集するには、次の操作を実行します:

オファリング: 顧客データ管理
機能領域: 顧客ハブ
タスク: 契約ルールの管理

契約ルールを使用すると、マージの実行を妨げる拒否条件についてマージ要求をチェックできます。これらのルールは望ましくないマージが処理されることを防ぐためにマージ要求を確認するタスクを取り除くことにより、リソースと時間を節約します。さらに、契約ルールではリンクなどの、代替の重複解決方法を検討するように求められます。契約ルールはサンドボックス・モードでは設定できないことに注意してください。契約ルールには、次の2つのタイプがあります。

事前定義: これらはすぐ使えるようにアプリケーションに同梱されており、アプリケーションに同梱された事前定義契約ルール辞書で使用できます。
ユーザー定義: ユーザーは「契約ルールの管理」の設定と保守スクを使用して独自の契約ルールを作成できます。

2つのタイプの契約ルールの詳細は、関連リンクの契約ルールの概要のトピックを参照してください。