重要なダッシュボード情報を強調表示するためのバッジの追加
メトリック・カードのバッジを構成する方法を次に示します。
まず、表示条件を決定します。 各条件は、メトリック・カードに表示される集計合計数の範囲です。 各範囲について、表示するバッジのタイプを決定します。 たとえば、次のタイプの設定を構成できます。
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期限超過タスクが5件未満の場合、バッジはまったく表示されません。
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期限超過タスクが5件から10件存在する場合は、警告バッジを表示します。
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10件を超える期限超過タスクが存在する場合は、クリティカル・バッジを表示します。
メトリック・カードの表示条件を定義する場合、それらの条件の順序が重要です。 各条件は、定義した順に上から下に評価されます。 最初に満たされる条件が、適用される条件です。
また、カードの集計合計に関係なく、カードに常に同じバッジが表示されるようにメトリック・カードを構成することもできます。
次の表に、一連のバッジおよび表示条件の定義に使用できるバッジ・プロパティを示します:
バッジ・プロパティ | 説明 |
---|---|
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各タイプのバッジ( テキスト「Critical」を含む「危険」バッジの例を次に示します: |
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特定のバッジの表示条件の下限。 |
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特定のバッジの表示条件の上限。 |
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バッジに表示されるテキスト。 各タイプのバッジ( |
次に、一連のバッジおよび表示条件の定義に使用できるコードの例を示します:
[{status : "success", text : "All Good", min : "0", max : "10"}, {status : "warning", text : "Attention", min : "11", max : "50"},{status : "danger", text : "Critical", min : "51"}]
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表示するバッジのタイプを指定します(
status
)。 -
各バッジとオプションの説明を表示する条件(
min
およびmax
)を定義します。 -
バッジ・テキスト(
text
)を指定します(たとえば、警告または「問題」)。
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上限を指定せずに下限のみを指定できます(たとえば、10より大きい集計合計を指定する場合)。
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metaText
は、範囲条件なしで追加できます。 したがって、どの範囲も適用されない場合は、メトリック・カードに摘要を表示します。