ロシア用顧客残高消込レポート

概要

この報告書は、ロシアの法律によって要求され、それに準拠しています。各組織は、顧客とサプライヤ間の残高調整法に基づいて、顧客との決済を定期的に調整する必要があります。このレポートには、その期間のすべての売掛/未収金文書(請求書および支払)がリストされます。

サプライヤは、帳簿に基づいて顧客の残高に関する情報を含むレポートを印刷し、顧客に送信します。お客様は、本に基づいて数字を確認または修正し、返送します。これらの修正は、サードパーティの列見出しの下に入力します。違いがある場合は、明確化プロセスを実行する必要があります。サプライヤは、会計レポートに突合済または確認済の残高のみを含める必要があります。

この図はレポートの例です。

重要な知見

柔軟性を高めるために、顧客残高突合せレポートでは、補助元帳会計(SLA)サポート参照からのデータを使用して、契約(摘要、番号、日付)、組織別日付および組織別番号を更新します。

FIN_JE_RU_CONTRACTというSLAサポート参照が設定されている場合、レポートの「契約」(説明、番号、日付)列が、サポート参照からのデータで更新されます。それ以外の場合、列は空白のままです。

FIN_JE_RU_CBRR_DOC_NUMおよびFIN_JE_RU_CBRR_DOC_DATEサポート参照が設定されている場合、ドキュメント番号およびドキュメント日付はサポート参照から更新されます。それ以外の場合は、ドキュメント番号とドキュメント日付がトランザクションから印刷されます。

レポートのパラメータ

次の表は、ロシアの顧客残高突合レポートで選択されたパラメータを示しています:

パラメータ	説明
法的エンティティ	レポートを起動する法的エンティティを指定します。
ビジネス・ユニット	トランザクションを選択するビジネス・ユニットを指定します。
期間下限および期間下限	トランザクションの期間を指定します。
顧客名	和解法の合意および署名が必要な組織を指定します。
通貨	レポートで使用する通貨を指定します。レポートは、機能通貨または外貨で発行できます。
レート・タイプ	ユーザー・レート・タイプが元のトランザクションで使用されていた場合に、未実現為替差損益の計算に使用するレート・タイプを選択します。
契約別グループ	レポートで使用するソート順を定義します。「はい」を選択して、契約、文書日付および文書番号でソートします。「ドキュメント日付」および「文書番号」フィールドでソートする場合は、「いいえ」を選択します。

FAQ

この表は、ロシアの顧客残高突合せレポートに関するFAQをリストしています。

FAQ	回答
このレポートを見つけるにはどうすればよいですか。	「ナビゲータ」メニューの「スケジュール済プロセス」ワークエリアでこのレポートをスケジュールおよび実行します。
このレポートは誰が使用しますか。	会計士
このレポートはいつ使用しますか。	このレポートは、月次または四半期ごとに、顧客との決済を調整するために使用します。
これらはどのようなタイプのレポートですか。	Oracle Analytics Publisher