管理予算の実装
会計年度の新しい管理予算を作成するか、既存の管理予算の終了日を延長して新しい会計年度を含めるかを決定します。
次のディシジョン・ポイントに基づいて選択できます。
次の条件を満たす場合は、新しい管理予算を定義します:
- 管理予算属性(予算マネージャ、管理レベル、補足ルールなど)は、ある会計年度から次の会計年度に変更されています。
- 古い予算に対するセキュリティ・アクセスは、新しい予算と比較して変化しています。
- 古い予算が影響を受けるか、新しい予算がトランザクションによって影響を受けるかを明確に把握しようと考えています。
- 毎年、清潔なカットオフで別々に見たいと思っています。
次の条件を満たす場合は、現在の管理予算の終了日を延長します:
- 管理予算属性(予算マネージャ、管理レベル、補足ルールなど)は、1会計年度から翌年度まで同じままです。
- 古い予算に対するセキュリティ・アクセスは、新しい予算と比べて同じままです。
- 複数の会計年度にわたって多くの分析を実行します。 スマート・ビューと財務レポートは、データが同じ管理予算内にある場合、より効率的に機能します。これは、ユーザーが時間ディメンションを変更する必要があるのは、年単位のデータを表示する場合のみであるためです。 複数の管理予算にデータを含めると、会計年度のデータを問い合せる際に、ユーザーが管理予算を具体的に選択する必要があります。