オークションの各明細での異なる応答価格下げ幅の使用
オークションでは、サプライヤが複数の入札改訂を送信して、取引を獲得するために競い合うことがよくあります。 ネゴシエーション所有者は、明細に対するサプライヤの改訂入札価格を最適入札より低くするか、前回の入札より低くするように要求します。
このことを強制するには、オークションのすべての明細に適用される金額またはパーセントとして下げ幅を指定します。 ただし、オークション明細の価格変動が大きい場合は、その製品またはサービスの価格に基づいて、明細に適切な価格下げ幅を適用する必要があります。
この機能を使用することで、明細ごとに異なる下げ幅を設定できるようになりました。 これにより、サプライヤは、明細に指定された下げ幅に従って、それぞれの明細について前回の入札または最適入札より低い価格で入札するようになります。 指定された明細下げ幅に従ってサプライヤが入札価格を下げなかった場合、それぞれの明細の価格を下げる必要がある正確な金額を示すアラートを受け取ります。
オークションの明細ごとに異なる応答価格下げ幅を使用する場合は、次の点を考慮してください。
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オークションの各明細に入札価格下げ幅を使用するには、ネゴシエーション形式で「明細レベル価格下げ幅」チェック・ボックスを選択します。
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「明細レベル価格下げ幅」は、サプライヤが自動代理入札を使用する場合でも強制されます。
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自動代理入札を使用すると、サプライヤは、別のサプライヤが自分よりも低い価格の入札を送信したときに、設定した金額に従ってアプリケーションがかわりに自動で再入札を行うようにすることができます。 サプライヤは、競合する入札に勝つために入札価格を自動的に下げる自動代理下げ幅を指定できます。 自動代理下げ幅は、その明細に指定された最小明細下げ幅以上である必要があります。
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明細レベルの下げ幅を使用するオークションの場合、契約の再ネゴシエーション、オークションの修正の作成、新規ラウンドの作成、オークションの複製を実行できます。