明細属性への応答方法

ネゴシエーション文書の作成者は、特定のネゴシエーション明細の一部の重要な属性に応答するように要求する場合があります。このような属性は、明細の価格や追加原価を扱うものではなく、明細の特性に関するものです。

明細属性は、必須の場合もオプションの場合もあります。明細属性がオプションの場合は、応答は必須ではありません。必須属性には必ず応答する必要があります。

明細属性は、ネゴシエーションへの応答を評価するときに使用されます。このようなネゴシエーションは、複数属性スコアリング・ネゴシエーションと呼ばれます。複数属性スコアリング・ネゴシエーションでは、ネゴシエーションの作成者によって、テキスト・タイプ、数値タイプまたは日付タイプのすべての必須属性に受理可能な値のリストが定義されています。複数属性スコアリング・ネゴシエーションの必須属性に応答する場合は、事前に定義されている値の中から応答を選択する必要があります。 URLタイプの必須属性については値を入力できます。複数属性スコアリング・ネゴシエーション以外では、受理可能な値のリストはなく、属性のデータ型に適した値を任意に入力できます。

ネゴシエーション文書の作成者は、明細属性に応答するときの判断材料となるような追加情報を定義している場合があります。作成者は、明細属性のターゲット値を指定する際に、そのターゲット値を公開するかどうかを決めることができます。また、必須属性が存在する複数属性スコアリング・ネゴシエーションでは、許容値にその値の望ましさを示す数値スコアが割り当てられます。作成者は、この情報を公開するかどうかも決めます。属性への応答を計画する際には、公開されているターゲットとスコアをチェックしてください。

属性に応答する準備が整ったら、受理可能な値のリストから値を選択するか(そのように要求されている場合)、値を直接入力します(許可されている場合)。