原価ファクタへの応答
カテゴリ・マネージャは、新規ネゴシエーションを作成する際、そのネゴシエーションの任意の明細に原価ファクタを追加できます。 原価ファクタは、該当する明細に関して、明細価格以外にネゴシエーションが必要な追加原価を識別するものです。
原価ファクタを含むネゴシエーションに応答する場合は、このような特定の明細詳細を参照し(バイヤーが許可している場合)、要求されている追加情報を入力できます。
次の3つのタイプの原価ファクタを定義できます。
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定額: ネゴシエーション数量全体の定額として指定します。
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ユニット当たり: 明細品目の1ユニット当たりの料金です。
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明細価格率: 明細品目の明細価格として入力された金額のパーセントとして適用されます。
明細の最終応答価格は、明細1ユニット当たりのすべての原価ファクタを加算することによって計算されます。
ネゴシエーション明細の原価ファクタをレビューする際は、応答の作成時に各原価ファクタがどのように計算されるかを検討してください。 ネゴシエーションの作成者は、一部の原価ファクタのターゲット値を公開している場合もあります。
次のシナリオでは、Vijay Singhの例をあげ、ネゴシエーション明細の原価ファクタに応答する方法を示します。 Vijayは、アジアおよび南アメリカでビジネスを行う輸入会社に勤務しています。
原価ファクタへの応答
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Vijayは、ネゴシエーションにアクセスし、「明細」タブにナビゲートします。 応答対象の明細の「必要な詳細情報」列にアイコンが表示されています。 このアイコンをクリックして「明細: 明細の編集」ページにアクセスします。
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「明細: 明細の編集」ページで、明細に3つの原価ファクタが関連付けられていることを確認します。 また、送料のターゲットが$100に設定されていることを確認します。
原価ファクタ
価格設定基準
送料
定額(明細当たり)
危険物取扱料金
ユニット当たりの金額
保険
明細価格率
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Vijayは、ユニット当たりの提示価格として$200、送料原価ファクタとして$125、危険物取扱料金として$50、保険として20を入力します。 Vijayは100ユニットの販売を提示しているため、この明細の最終的な応答価格は$6251.65になります。計算式は、(200*100 + 125 + 50*100 + 200*20/100)100です。
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原価ファクタの値の入力が終了した後、ネゴシエーションへの応答に進みます。