価格階層への応答
価格階層は、一括購買と引き換えに品目価格を値引することです。
たとえば、ウィジェット・ケースのサプライヤは、9個までの購買であれば一定価格を要求し、10個以上の購買であれば値引を提示することが考えられます。 価格階層は、バイヤーがユニット当たりの支払額を最小限に抑え、販売業者がユニットの販売数を最大限に増やす目的で使用されます。
このシナリオでは、Vision Corporationのカテゴリ・マネージャは、主要サプライヤの1社であるOffice Supplies, Inc.と既存の契約について再ネゴシエーションするためのネゴシエーションを定義し、多くの明細に対して価格階層を指定しています。 Office Supplies Inc.アカウントの顧客担当を務めるJohn Angeloが、このネゴシエーションに応答します。
価格階層への応答
-
「概要」ページと「要件」ページでの作業が終了した後、「明細」トレイン・ストップをクリックしてネゴシエーション明細にアクセスします。
-
該当するネゴシエーション明細情報をすべて入力してから、ネゴシエーション明細のうちの1つの「必要な詳細情報」のアイコンを確認します。 このアイコンをクリックして「明細: 明細の編集」ページにアクセスします。
-
ネゴシエーションの作成者が入力した既存の価格階層の値が表示されます。 必要に応じて、別の価格レベル構成を入力することもできます。 たとえば、カテゴリ・マネージャが次のような価格階層を提案してきたものとします。
最小金額
最大金額
価格
1
500
16
501
1000
14
-
しかし、Tomは別の構成の提案を希望し、次の表のように入力します。
最小金額
最大金額
価格
1
300
16
301
600
14
601
1000
12
-
また、応答価格も入力します。 販売する数量に応じて、提案する価格階層の価格が反映される必要があります。
-
明細情報の入力が終了した後、「保存」をクリックし、応答の作成に進みます。