価格分岐への応答
価格分岐は、特定の条件(一括購買や特定の事業所からの購買)に応じた品目の価格における値引のことです。
たとえば、ウィジェット・ケースの販売業者は、9個までの購買であれば一定価格を要求し、10個以上の購買であれば値引を提示することが考えられます。 価格分岐は累積的に扱うことも、非累積的に扱うこともできます。 非累積価格分岐は、契約に対する1回のリリースにおける購買数量にのみ適用されます。 累積価格分岐の金額は、契約期間全体を通して累積していきます。 カテゴリ・マネージャは、サプライヤに対して、新規価格分岐の提示を含め、既存の価格分岐の変更を許可できます。
このシナリオでは、Vision corporationのカテゴリ・マネージャは、サプライヤの1社であるOffice Supplier's Inc.と既存のカタログについて再ネゴシエーションするためのネゴシエーションを定義しています。 このネゴシエーションの結果は購買契約であるため、多くの明細に対する価格分岐が含まれています。 カテゴリ・マネージャは、サプライヤに対して価格分岐の変更や別の価格分岐の提示を許可しています。 価格分岐は、契約期間全体を通して累積していきます。
Office Supplies Inc.でVisionアカウントの顧客サービス担当を務めるJames Ngは、価格分岐への応答を含め、ネゴシエーションに応答します。
価格分岐への応答
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「概要」ページと「要件」ページ(存在する場合)を参照し、条件に同意した後、「概要」ページの上部にある「明細」トレイン・ストップをクリックしてネゴシエーション明細にアクセスします。
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該当するネゴシエーション明細情報をすべて入力してから、ネゴシエーション明細のうちの1つの「必要な詳細情報」の下にあるアイコンを確認します。 このアイコンをクリックして「明細: 明細の編集」ページにアクセスします。
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明細で追加情報が要求されており、応答が必要であることがわかります。 このような情報としては、価格分岐や価格階層、原価ファクタ、明細属性などがあります。 当該明細の場合は、価格分岐があります。 バイヤーが提示する価格分岐を確認し、その応答として自社の提示価格を示します。
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終了後、「保存してクローズ」をクリックし、ネゴシエーションへの応答に進みます。